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瞳湖のよしなし事 #7

最近少し自分に余裕がなくなって、「ふと感じる」ことがなくなっている。「つれづれに」ではなくて、「つらつらと」考えることが増えている。

つらつら(と)・・・つくづく。よくよく。念を入れて。

角川最新国語辞典 山田俊雄 石綿敏雄 39版

まあ私は友人から「考えすぎ」とよく言われる。
「それが私だ!」と笑いながら開き直っているのだけれど(笑)

最近は、『積極的にゴールに向かって進む人と、消極的にゴールに向かって進む人の違い』について考えていた。

「どういうこと?」と思われるかもしれないけれど、性格が消極的ということではなくて、あくまで『進み方』の話で。

積極的にゴールを目指す人の特徴は、"思い立ったが吉日"の感覚で、計画はあまり立てないでどんどん進む。失敗を怖れずトライ&エラーで突っ走る、強く大きなエネルギーを持っているイメージ。
デメリットとしては、初期のエネルギーは大きいもののトラブルが起こったりいくつも問題点が見えてきた際、そのエネルギーが持続できるか、だろうか。

消極的にゴールを目指す人の特徴は、まずしっかり情報収集&分析。不測の事態も考慮して対策を練る。瞬発力はないけれど、慎重に一歩一歩着実に進むエネルギーがある。
デメリットは、完璧な計画を求めるあまり、いつまでもスタートを切れないでタイミングを逃す危険もあること、だろうか。

周りを見渡すと、この人は積極的なタイプ、あの人は消極的なタイプ、と思い浮かぶ。
バランス良く両方の性質がミックスされている人はあまり見かけない気がする 。

けれども人は多面体だと私は思っている。
普段は見えてなかった一面が見えて、「あの人にこんな一面があるとは」と驚くことは誰にでもあると。

それはもしかしたら、その人の置かれた環境に何かしらの変化があって、隠れていた部分が浮き上がって見えているのかも。
あるいは、重大な問題が発覚したために、本来のその人らしさがどこかに隠れてしまっているのかも。

いつも見ている面が、本来のその人らしい部分ではないことだって、大いにあると思う。

私も小学校入学前と後で性格が違うとか、家の引越しで転校したら性格が変わったりしてるし。
数十年ぶりに会った親戚の叔母に、「なんか感じ変わったね」と言われたり。 (いつと比べてますか叔母さん! と言いたい)

こんなことは誰にもあることだと思う。
変わったように見えることも、隠れていた自分が顔を出すことも。

多分私も、これからでも変わるだろうと思う。だいぶいい年なんだけど (苦笑) 起こる問題、出来事によって。

いつ、どんな風に変わっていくかはわからないけれど、精一杯の行動ができたら、きっと満足 or 納得のいく私になっているんじゃないかと。
いやなりたいなと。日々感謝しつつ笑っている私でいたいなと。


なんだかんだで、とりとめもなく考えを巡らせていたから、これもよしなし事にしちゃおう!(爆) 




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