瞳湖のよしなし事 #14
昔、友人から時々かけられた言葉を思い出した。
「楽しんで」
気忙しいから思い出したのだろうな。
まあ、やるべき事ばかりしているとイライラが募るのは確かだよ?
休憩を入れるとか、別のことをして気分転換するとかは心掛けているけれど。
でも、やりたくない・面白くない事をどうやって楽しめばいいの???
そこがわからない!
例えば、「これができたらご褒美スイーツ」とか?
「望ましい状況になるようイメージトレーニング」とか?
確かに私もやるけれども。
でもこれだと、やるべき事そのものを楽しんでいる訳ではないよねぇ?
友人の言う「楽しんで」にはほど遠い状態では?
それにご褒美スイーツを豪華ディナーに変えたとしても、それだけでどこまでモチベーションを保てるかというギモンが残る 💧
かなり面倒で時間のかかることが予想される、しかも結果が望む形になるかどうかわからないことを相手にするには、強敵過ぎる。
このやり方だけで楽しもうとするには少々無理があると思う(溜息)
あるいは、ゴールまでのロードマップを描き、TO DOリストを細かく細かく設定して、一つできたら「よっしゃ!」と達成感に浸る方が効果的?
これはアリだと思うけれど、何かが足りない気がしてしまう。
それにしても、やりたいと自分で決めてやることと、強制的にやらされることに費やすエネルギーのなんと異質なことか・・・片や省エネタイプ、片や非効率なタイプ。
突然何かがひっくり返った。
えーい、それならいっそ、達成感で「やった、できた」と喜ぶことを目指すより、反骨精神を発揮して、なんなら最後に「やってやったぜ、ザマアミロ」ってあっかんべぇすることを目指して取り組む方がいいかもしれない!
(決して、本人に向かって本当にあっかんべぇするということではありません。あくまでそのくらいの気持ちで、ということです。下品ですみませんm(_ _)m)
いやいや、本題から大きく外れているではないか、「楽しむ」はどこへ行った? と思われるかもしれない。
少々意地の悪い楽しみ方ではあるけれど、時にはこんな感じでもいいだろう。それで前を向いて進めるなら。
きっと作業も進む、ゴールも近くなる。
でも感謝は忘れずに。
他愛ないおしゃべりで笑うこと、ウチの猫が甘えてくれること、一緒に遊べること、話を聞いてくれる人がいること、家族が協力してくれることに。
ああ、私はきっと大丈夫、そう思えた。