【詩】独白
どういう訳か 朝からネガティブ やる気が全然起きない日
目は覚めても 起き上がるまでに 時間がかかる
ほんのちょっと できそうな事をやってみる
癒やしの音楽をかけてみる お湯を湧かしてみる
コーヒーを入れてみる
なんでもいい ”ほんのちょっと” できる事を
それでちょっとスッキリして 動き出せることもあるから
何をやってもダメな日もある
「ああ、今日が終わる。結局何もできなかった･･･」
「そんな日もある」
「きっと誰にだって そんな日はあるはず」 と考えてみる
ネガティブなところだけ見ないように
ポジティブになれないことに罪悪感を持たないように
「そんな日もある」
ポジティブになって ちゃんとテキパキできる日だってある
仕事もサクサク進んで 翌日の段取りもうまくできた
家の中でも 後回しにしていた書類の整理 調べ物 手続き
いろいろよくがんばった 自分を褒めてあげられる
「そんな日もある」
どちらが良い・悪い ではなく
どちらが正しい・間違い でもなく
ただ 同じように
「そんな日もある」
沈んでしまう日でも 嬉しい日でも
小さな感謝を 挙げてみる
朝 目が覚めた 「ありがとう」
今日は晴れて気持ち良い 「ありがとう」
仕事が上手くいった 「ありがとう」
虹を見つけた 「ありがとう」
家族が無事に帰ってきた 「ありがとう」
繰り返す いくつでも好きなだけ
ニュートラルに戻るまで
そうして ゆっくりお風呂に入って早めに寝る
新しい明日を 迎えるために だから最後に
「今日も一日 ありがとうございました」