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信濃ノ國ツアー2022冬 戸隠編
皆様御機嫌如何でしょうか。
GWも終わり
ガッカリする人もいれば
ホッとする人もいるはず
私は
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淡路島から船で渡る沼島へ上陸しました。
テンアゲかと思いきや
自分でも謎ですが
厳かな気分で降り立ったのです。
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この模様はまたいずれ。
今回も巡った場所を紹介するだけですが
持論も展開します。
読む事で気分を害される人もでてくるでしょう。
痛い所突きます、それで冷静になってくれたら甲斐があります。
前々回は鬼八面大王の首塚を御詣りしました。
前回は大王神社を御詣りし
晩には穂高神社にて
豊田真姫と穂高見命の姉弟の絆を
垣間見る事が出来ました。
そして一夜明けると
木崎湖・・・は?
僅か3~4%の度数 一缶だけで悪酔い。
太郎ちゃんが行って調べたという
諏訪大社のプロトタイプがあるという
木崎湖へ行くつもりでいたのだが
ありえんくらい頭痛が酷い
もうええ、帰ろ。
2022はこのパターンが多い。
そしてこのパターンは何かが起こる・・・
前提として断っておく。
聴こえる 呼ばれた などの
「ごっこ」をする方からは
私は距離をとっている。
声って、
証拠出してみやがれ っていつも思う。
そんなあり得ない事がバカスカ起きてたまるもんかと思う。
その反面で今回は非常識的な事を述べます。
通った事のない道で帰路を進む。
「あ゛~~ムリ」二日酔い
峠を越えたあたりから
脳でも耳でもなく
北へ 行ってほしい
という感情が胸に湧く
これは私の感情ではない
声は聴こえない
呼ばれてもいない
行ってくれ と誰かが願う
「いや~もう帰りたいねん しんど」
車の中で クチに出して
頭痛への不満を言うと
私の眼から涙が流れる
よほど気持ち悪いのか
否
私の眼から涙が溢れ流れるが
私は泣いていない。
まさか このパターン来たか・・・
頭痛い時にか・・・
長い山道でこの押し問答が車内でひとり続く
読んでいるあなたは
何を言っているんだコイツは
と思うでしょう。
私もそう思います。
根気負けした私は見た事も無い
道で急に左にハンドルをきる。
長いトンネルを抜けると目の前に現れたのは
生島足島神社 ikushima-tarushima-jinja
先日お詣りしたばかりの生島足島神社
目の前に現れました。
そんなアホな! マジで?
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11月23日に極寒の大雨の中
撮影に挑んだばかり。
そないな事あるん…?
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マジで狙ってへんし
初めて通る峠やし
ビックリするやん
下記は当時の私の現場でのtweetです
27
— とうやん (@toya_thirteen) December 4, 2022
不思議な事が起きてます。
二日酔いでもうどこも寄らんとこ思って佐久へ向かい帰っていると
トンネルを潜る度に運転できる程度には体調が戻るんです。
私ではない誰かが
「会いたい」と囁くんです。
その度に目頭が熱くなる。
嗚呼、連れて行かなあかんねや。
路線変更したら目の前が生島足島神社
此処を後にして道中コンビニへ
「やぁ〜もうええて」
そう独り言を言うと
胸が熱くなる。
シートに全身を預ける様にぐったりとした
態度で運転再開。
体調不良なのでこの先もほとんど撮影していません。
三竈神社 mikamado-jinja
紅葉のいたという場所を目指して
山道を行くと道中
カーナビがポンコツで凄い道へ
遠回りしてしまう。
それはそれは長い時間。
迷ったお陰でこの神社へ辿り着く。
カメラとiPhoneの画像を混ぜて
ご紹介します
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こちらの神社の奥宮は今やダムの底に沈んでしまっている。
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お善鬼様である。
鬼八面大王本人あるいは血族。
またいづれ、春にこの善鬼と会う事となる。
この神社の奥には鬼が住んだ穴も崖沿いにある。
車でまた先へ進むと某所に着く。
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ここで住人の方のご厚意で
車を止めさせていただき
粛々とお詣り。
おかげでこの村ご出身の方とお友達になれました。
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幼い頃から過ごされた経験談も聴けて
非常に有意義な内容をいつもいただいております。
紅葉稲荷社 momiji-inari-sha
またもや
ナビがとんでもない道を案内する
冬の雨
車一台しか通れない崖路
もう生きた心地がしない崖路を
不安を抱えたまま進む
おまけに二日酔いで頭痛い
コンディションも最悪
それでも進む
行かねば済まないこの想いと共に
するとどうだろう
紅葉の岩屋への道は目前まで来て
冬季閉鎖であった。
目的地まで辿り着けなかったのだ
辛い思いを耐えて進んだらザマがこれである。
人生うまくいくばかりではない。
そう納得させて
さぁ 戻ろう、正規ルートへ向かうと
紅葉稲荷社が現れる。
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あ あった。
岩屋でなくても あった。
もういっそココでもかまへん。
ここをゴールにしよう
動くことも億劫なカラダを奮い立たせ
お詣り。
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奥には山の神
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謂れのとおり
ココは最終の激戦の場であった事が覗えます。
どこから鐘の鳴る音が続きます、近いです。
想いを馳せて
此処を後にします。
30
— とうやん (@toya_thirteen) December 4, 2022
紅葉の岩屋は冬季閉鎖となり行けませんでしたが、紅葉稲荷神社へお詣り。
どこからかカン
と鐘の音が鳴り続く。
私に乗っていた誰かはこれで少しは浮かばれたでしょうか。 pic.twitter.com/B1Ac0xp0un
今回の旅もこれで終いや
坂をくだります。
里へ出てきました、ここから更に長野市へむかいます。
頭痛がしんどかった
満身創痍で車を走らせると
戸隠 諏訪神社 togakushi-suwajinja
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なんて事ない
普通の神社が目の前に。
原則として予定を立てた神社しか目指さないので
立ち寄る事はほぼありません。
が、気になってしゃーない。
車を降りて寄ってみる事に。
境内で
小さく焚き上げから煙が散漫している。
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この焚火を通り越した途端
小さな煙は量も勢いも増し
御社へ流れ始める
なに!?
階段へ足を進めると
更に煙は増し
御社へ吸い込まれるよう流れる
これはただ事ではない。
何かが起きている、
慌てて焚火前まで戻りシャッターを切る
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煙は拝殿へ吸い込まれているのが
お判りいただけるだろう。
とんでもない出来事が目の前で現象として起きている。
もう一度階段へ踏み込み
賽銭箱前まで行き
柏手を打つと
昭和の歌謡曲の大量のドライアイスのように
更に煙の量は増し
CGかのように速い流れで拝殿へ吸われていく。
もはや映画か何かと目を疑うような光景。
その中で祝詞を唱え、
終えた途端に
煙は縮小していき
やかて微小の煙はまた方向性を失い
散漫しはじめる。
これは、いったい。
妙な達成感のまま
車を進め裾が花川の橋を越えると
また涙が溢れる。
コレで私に乗ったナニカは納得しただろうか。
浮かばれただろうか。
この手の妙な話はしない私だが、
物的証拠あって自身でも認めざるを得ない。
下記のTwitterのスレッドは
旅の中継です、リアルタイムで起きた出来事を
綴っています。これが真実
【長野へ】1
— とうやん (@toya_thirteen) December 2, 2022
寒さにかまけていたらこんな時間。
てへぺろ。
濃霧警報出てたし、ま、ええやん。
出発
後日談
大晦日に
ユーチューバー大人ノ学校のアシスタントさんに
見解を求めたところ、
ここで御帰りになられた、と。
もしも寄っていなければ
とんでも無い事になっていた予感がすると
私が感じていた事をクチにする前に
一語一句相違なくコメントされた。
なんという事だ。
我らの頼れるアニキ はくびんも
「あ、コレ、ガチや。」
と神妙な面持ちでコメント。
太郎氏曰く
「二日酔いの時におかしなことが起きるのであれば
酔いというものがきっかけになっているのかもしれません」
私が思ってた以上に大きな流れに呑まれていた模様。
そして
この記事を投稿するにあたり
例の写真を
あえてPhotoshopでいじってみる事に
するとどうだろう
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あなたには何が映りますか
鬼八面大王と鬼女紅葉を巡る
2022年冬 松本安曇野戸隠の旅でした。
2023年春 もう一度訪れると
なんとも言えないシチュエーションとなる。
2022年終盤で集大成の旅を体験できました。
その後も色々巡りますが
これに勝るものはありませんでした。
簡単に「呼ばれた」なんて言わないでください。
行くか行かないかの判断をしたのはあなたです。
既に亡くなられた方々(神)のせいにしないでください。
私は自分の判断で行きました。
その結果、何も無かったなんて事は茶飯事です。
当然です、毎回何かが起こるわけがない。
それでもお詣りは続ける事で、
少しだけ、ご褒美に何かを見せてもらえていると
そう解釈します。
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黒鵜と白鷺 鵜鷺
こんなシチュエーションは
通い詰めてスタンプを埋めた特典以外のなにものでもないでしょう。
この日はこれだけに止まりませんでした。
地道な行動あるのみです。
自身の直感に従い
突き進む事で新たな発見と出逢えるのです。
これを冒険と呼ぶのではないでしょうか。
年明けの春 また善鬼と邂逅します