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大学の授業で学んだ詩の話

こんばんは。シンです。本日は「大学の授業で学んだ詩の話」について。

22歳の時、留学から帰ってきたら同級生がみんな卒業していた(休学の関係で)ので毎日の授業に積極的に参加していました。

その際に学んだ一つの詩の話です。

ジョセフ・ラドヤード・キップリングの「If」という詩。ご存知の方もいるかと。

個人的にはすごくお気に入りで、何かあればよく読み返します。

とりあえず内容をお伝えしますね。

If 
If you can keep your head when all about youAre losing theirs and blaming it on you;If you can trust yourself when all men doubt you,But make allowance for their doubting too;If you can wait and not be tired by waiting,Or being lied about, don't deal in lies,Or being hated, don't give way to hating,And yet don't look too good, nor talk too wise

もし君が、みんなに非難され、冷静さを失いそうなときにも、冷静でいられることができるなら。もし君が、すべての人から疑われれも、自分を信じて、疑った人たちを許すことができるなら。もし君が、待つことができ、飽きずに待てるなら。また、嘘をつかれても、嘘とかかわらなければ、また、人に憎まれても、人を憎まなければ。そして、あまり気取らず、知ったかぶりをしなければ、

If you can dream -- and not make dreams your master;If you can think -- and not make thoughts your aim;If you can meet with Triumph and DisasterAnd treat those two imposters just the same;If you can bear to hear the truth you've spokenTwisted by knaves to make a trap for fools,Or watch the things you gave your life to, broken,And stoop and build 'em up with worn-out tools;

もし君が、夢を見ることができ、その夢から自由でいられれば。もし君が、自分で考えることができ、考えることが目的とならなければ。もし君が、栄光と惨劇に出会い、その2つの虚像を同じように扱えるのなら。もし君が話した真実を、悪者が愚か者をわなにかけるために、ねじ曲げて語るのを聞くことに我慢できれば。また君が、人生を賭けて作りあげてきたものが破壊される事態に直面し、そして、身をかがめて、それらを使い古した道具で作り直すことができるなら。

If you can make one heap of all your winningsAnd risk it on one turn of pitch-and-toss,And lose, and start again at your beginningsAnd never breathe a word about your loss;If you can force your heart and nerve and sinewTo serve your turn long after they are gone,And so hold on when there is nothing in youExcept the Will which says to them: "Hold on!"

もし君が、膨大な勝利の結晶をたった一回のコイン・トスの結果と引き換えるリスクを負えるなら。そして、それに負け、一言も不満を漏らさず、最初からやり直すことができるなら。もし君が、集中力と体力がなくなってしまった後も、気力を振り絞ることができるなら。そして、そのことに「頑張って!」と言っている意志しか残っていない君が、頑張ることができるなら。

If you can talk with crowds and keep your virtue,Or walk with kings -- nor lose the common touch,If neither foes nor loving friends can hurt you,If all men count with you, but none too much;If you can fill the unforgiving minuteWith sixty seconds' worth of distance run --Yours is the Earth and everything that's in it,And -- which is more -- you'll be a Man, my son!

もし君が、自分の美徳を崩すことなく、人々と話をすることができるなら。また、庶民の感覚を失うことなく、王様とともに道を歩むことができるなら。もし君の敵と愛する友人のどちらもが、君のことを傷つけることがないのであれば。もし君が、全て人が大切であり、大切にしすぎなければ、もし君が、失敗の許されない一分間を、60秒間の長距離走のように走ることができるなら。この世界はもう君のもの、すべてはそのなかに詰まっているそして、君は一人の立派な人になるのだ。

どうでしょうか。

個人的に好きなのは「もし君が、膨大な勝利の結晶をたった一回のコイン・トスの結果と引き換えるリスクを負えるなら。そして、それに負け、一言も不満を漏らさず、最初からやり直すことができるなら」のとこです。

何かしらやっていることが上手くいったとき、その成功を自慢話にせず、次の挑戦に進むこと。次の挑戦がたとえ失敗し、またゼロからのスタートになったとしても、さらに這い上がり、次の景色を楽しむ。

という意味です。

雑草魂のような表現が、なんか好きなんです。笑

他にも学びの多い詩。

読む時の状況によって感じ方も違う。

いつ読んでもなんか良い気持ちになります。

お時間あればゆっくり読んでみてください。

今日も素晴らしい1日をありがとうございました。

おやすみなさい😴

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