就活日記０５４　我々は豚

１２月２６日（木）スヌーズの語源は１８世紀末に生まれた居眠りのスラング。今朝はその機能を使って３度睡眠を延長した、４度目からは朝ご飯抜きになる。６時１５分、体調は７０点。年末はいつもこんな感じで低調。

三郷の南端、ほぼ八潮でアパレルの発送作業。ブランド名が表に出ていないのが不思議だったが、どうもアイドルグッズを扱ってるらしい。グループのロゴは入っている、７人組の男性ユニット。９５％以上の発送先は女性。

偏見だが、女性の名前を見るに中高年が多い気がする。キラキラしてない。ＹｏｕＴｕｂｅを見てみたが露骨に中高年狙いって感じでもなかった。歌って踊る彼らとその熱心なファン、今日頂いた給料の究極の源泉は彼ら。

タイミー勢が２０人もいる、うち初回が１１人。その中に昨日も一緒だった人がいる、考えることはみんな同じ。ひとところに落ち着くのを是としない、契約も巻かずに同じ場所で働くのはいいようにやられてる気がする。

タイミー以外の従業員は２０人もいないように見えた。こんなところ今まであっただろうか、タイミーなんて晩ごはんのもう１品みたいなもんだ。タイミーがいないとてんで回らないチャレンジングな現場、だから時給がいい。

ただし休憩室のお湯や電子レンジを下賤のタイミーは使わせてもらえない。使ってるのを見つけたら即刻退場と言われた、そこまでせんでも。ヒエラルキーの最下層にいる。我々はタイミー、我々は流れ者、我々は戦場の花形。

家に帰って、昨日値引きで買った豚コマの残り半分を下茹でしたら驚くほどアクが出た。古いとアクが出るのかと、しんみりしてしまった。土曜に面接した川口の会社から不採用の通知が来てた。８０分も喋ったのに定型文で。