日本最大の格闘ゲームの祭典EVO JAPAN 2024に初参加した件
2024年を振り返るnoteということで第1弾は格ゲー、特に私が好むストリートファイター6についてから始めようかなと思います。
今回の内容はスト6が格闘ゲームとしてどうこうみたいな話ではなくて、こちらの話になります。
今年は国内最大の格ゲーイベントEVO JAPAN 2024に初めて参加しましたという件です。
EVO JAPANとは
アメリカで開催される『Evolution Championship Series（略称：EVO）』は、最も長い歴史を持つ世界最高峰の格闘ゲーム大会。毎年、世界中の格闘ゲームプレイヤーが集い、さまざまな人気格闘ゲームでチャンピオンの座を決める戦いに挑む。日本で開催される『EVO Japan』はその理念を受け継いだ、国内最大級となる格闘ゲームの世界大会。2018年に初開催され、コロナ禍による休止を挟み、これまでに5回開催されている。
いわゆる格ゲーの大規模大会でeスポーツシーンで活躍中のプロ選手も含めた格ゲーの猛者たちが日本中、世界中から集まるイベント。今年は2024年4月27日から4月29日の3日間にわたって開催されました。
エントリーフィーさえ払えばどんなプレイヤーでも出れるこの大会、プロに交じって日本一を決める戦いに参加可能という素敵な舞台なのだ！
自分も存在は知っていましたがあくまで「見るもの」としてこの大会を認識していました。
しかし！今年はスト6仲間も増えたしそのメンバーも誘える、しかも会場も家からサクっといけそうな有明ということでこれは出るしかない！と人生初エントリーをしたのでした。
みんなでEVOJに参加
ということで普段スト6の仲間大会などで交流しているフレンズたちもエントリー完了。地方遠征メンバーを含む精鋭5人で参加することになりました。
もちろんあくまでただのゲーム好きでしかない。
3日間日程で開催されるEVOJ、人気タイトルのスト6はなんと参加人数約5000人。この人数からたった1人の優勝を決めるこの大会、初日から壮大なトーナメントが開催される。
数試合を勝ち進むと「初日突破」となり2日目以降のトーナメントに進むことができる。我々もまずは1勝、そしてあわよくば2日目進出を目標に修羅の世界に挑戦していくことになるのだ。
会場に到着
会場は有明GIM-EX。何を隠そう東京オリンピックで体操競技などの会場として使われた場所、「俺は今からそんなところでブランカ使うのか。。。」と若干腰が引ける。
中に入るとすでに人だらけ。もちろん場所としては「格ゲーの試合をする場所」なので所狭しと並ぶ対戦テーブルと選手一同で会場はいっぱいなのだが、ところどころ最新タイトルの試遊やグッズ販売などがあり東京ゲームショウ的な大型ゲームイベントの雰囲気もあった。
また、前述の通りプロ選手も当然参加しているためそこら中で有名選手とエンカウントができるのも魅力だ。
スターを前にへらへらする自分。
そうこうしているうちに仲間の試合が続々と始まっていったのである。
果敢に戦う格ゲーフレンズたち
そしていよいよ我々の戦いが始まった。スマホに写真が残っていた友人たちの一部を紹介しよう。
友人1：くまがわっぴー
使用キャラはディージェイ、当時オンライン対戦で我々を苦しめまくった強キャラでくまがわのメインキャラだった。見事1回戦を勝利したもののその先で敗戦となった。正直あの場所でちゃんと勝てただけでめちゃくちゃにすごいなと思うし、その後の普段のゲーム結果も順調に強いし、今もめちゃくちゃ強いのでめちゃくちゃ強いんだと思う（語彙力）
友人2：ワッティ
使用キャラはジュリ。ワッティさんも初戦を突破する活躍を見せるもののその先で敗戦となった。我々の中で1番最初の試合時間だったため、やや孤独な戦いにさせてしまったのが反省である。というのもやはり仲間がいるのは心強い。エルコンドルパサーではないが僕らは、ひとりでは強くなれないのだ。
友人3：ちょめ
我々のエースちょめさん、メイン使用キャラは当時マリーザだった。ちょめさんの活躍を一言で表すエピソードなのだがなんと2日目に進出した。マジで驚いたしマジで興奮した。いつもその巧みなプレイで友人各位を驚かせていたが2日目という結果で示して見せたのが感動すらあった。
友人4：福井県福井市
メインキャラはJP、当時猛威を振るっていたこのキャラを使いこなす彼も勝利こそしたものの2日目進出とはならなかった。彼は仲間内の中でもかなり「上手い」のだが普段のようにはなかなかいかずということを試合後に悔いていた。やはり修羅の世界、そこには魔物が潜んでいるのだ。
2024年EVO JAPAN 私の結果
ということでいよいよ私の試合である。
私の使用キャラはブランカ。突進技や電撃による強化をしながらトリッキーな動きを使って相手を奇襲するのが得意だ。
この日のためにメンテナンスした自作のコントローラー、試合直前に同じブランカ使いの有名プレーヤーニシキンさんにサインももらって神通力もアドオンされた、死角はない。
そしていよいよ試合は始まった。
相手は死ぬほど友人1くまがわとやったディージェイ、苦手ではあるが無理でもない。俺ならやれる・・・
あれ、技が出ない？
なんとEVOの魔物に呑まれた私は、試合前のボタン設定をミスっていたのだ。2試合先取の1本目を取られた時に気づいたものの狂った歯車はそう簡単には噛み合わない。
私の人生初EVOは初戦敗退で幕を閉じたのだった。
俺より強い奴に会いに行く
かくして私の2024年の挑戦はあっけなく終わった、しかし得たものも大きい。それは「次は勝ちたいんや！」という向上心だ。
かつてストリートファイター2のキャッチコピーに「俺より強いやつに会いに行く」というイケイケな文言があった。今でもストリートファイターシリーズ、ひいては格ゲーのコピーとして目にする言葉だが、EVOとはまさにそういう場所なのである。そして自分の弱さを知って強くなるための場なのである。（相当カッコつけてみた）
すでに今日時点で2025年のEVO JAPANも発表された、俺のリベンジはそこでこそ成就するのである。すでに格ゲーフレンズたちの一部も参戦表明済みだ。
格ゲーはやっぱり対戦してこそ、負けてイライラすることも多いのは事実ですが練習して、こうやって「大会」というものに出るのはいい経験になりました。初めての経験として2024年振り返りライフログでした。
おまけ
敗戦に呑まれず、すでに前を向いているのだ。