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daraz
夫との境界線を意識する
ノートで同じような境遇の人の話を読んでいて、はと気づいた。
私はフラッシュバックの症状がキツくなってきた最近5年来、夫との境界線を踏み越え、しばしば助けてもらっていた。夫も毒親育ちについて夫なりに調べて知識をつけ、当初のような頓珍漢な返答をして私を激昂させることはほとんどなくなった。
子供に対しては、生まれた時から「この子には毒を回してはならない」と固く決心していたので、子供の前では自分の思っていることや言いたいことの2割ほどしか言っていない。義両親や義兄妹の悪口や、学校の先生の悪口や、友達の悪口など、あらゆる悪口を子供には言わずに育ててきた。つまり、かなり明確な境界線を保って育ててきた。親の話を何万回も聞かされてガッツリ洗脳されてきた私にとっては、とても大変だったけれど。
先日、うちの子供が「お母さんは毒親ではない(もちろんお父さんも毒親ではない)」と言っていた。😮💨。
夫はいつでも私の味方になってくれて、この厄介な症状を持った妻を一生支えていく、といってくれている。
しかし。家族全体の幸せを考えると、夫と私の間にも境界線を引かなくてはならない。甘えすぎはよくない。
夫に支えてもらって、今まで来た。そろそろ、家族全体の幸せを考える時だ。頑張りすぎずに、その方向に向かうように舵を切る。
子供は私のことを毒親だと思っていない。夫の収入で暮らしていける。親の介護の心配もなし。夫はもうすぐ昇進する。何も怖いものはないではないか。
実家のことなど一ミリも考えずに、ただ生活していけば良いだけではないか。毎日深呼吸して、落ち着いて暮らしていけば良い。