オリジナルフォトTシャツを作る
ファッションエトセトラ第2回
前回の記事でファッションへの目覚めはフォトTシャツが始まりだったと書きました。
サムハスキンスのTシャツを(勝手に)作ってから数年後、自分のオリジナルフォトTシャツを作りたいと思う様になります。
色々とサイトを探してみると、Tシャツトリニティーというサイトを発見しました。
一番古い受注した日付を見てみると、2012年6月となっていたので、今から10年以上前には始めていた事になりますね。
今では当たり前のドロップシッピングですが、Tシャツトリニティーのサービス開始は2006年頃なので最古参にあたるのではないでしょうか?
GMOペパボ株式会社のsuzuriのサービスが2014年頃なので、だいぶ早かった様に思います。
現在私は札幌でグラフィックデザイナーをしていますが、2011年6月までは地元の函館で家業である「生そば 信州」というそば屋を手伝っていました。
父親が脳梗塞になった事で閉店する事になったのですが(幸い父親の症状は軽く、今も元気です)そもそも跡を継ぐつもりはなかったので、前々から店を畳んだ後はどういった仕事をしようかと思っていたのです。
そば屋を閉店後、次の仕事を探す前に以前からやってみたかった北海道一周をすることにしました。
当時発売されたばかりのミラーレス一眼カメラを持って、車に布団を積み込んで、車中泊しながら撮影旅行をしようと考えたのです。
2011年8月から一か月かけて北海道を一周しました。
ただ写真を撮るだけでは面白くないので、撮った写真を販売することができるストックフォトというサービス「pixta」での販売を意識して、広告に使える様な、美しい北海道の風景を撮ろうと思いました。
Generousさん(No.58448)のプロフィール - PIXTA
また、ストックフォトとは別に撮った写真の中で、フォトTシャツ向きの物をピックアップし、デザインしました。
始めた頃は、フォトショップや、イラストレーター等を触った事も無いレベルだったので、ほぼ無加工で、フォントだけを載せる感じでした。
Life must be lived as play|デザインTシャツ通販【Tシャツトリニティ】 (ttrinity.jp)
Better to ask the way than go astray|デザインTシャツ通販【Tシャツトリニティ】 (ttrinity.jp)
Crosses are ladders that lead to heaven|デザインTシャツ通販【Tシャツトリニティ】 (ttrinity.jp)
これらは最初期のデザインですが、気をつけていた事は、
「日本の風景に見えないモノクロのフォトTシャツを作る」事でした。
当時まったくの素人が作ったものにしては良い出来なんじゃないかなと自画自賛する一方で、きちんとデザインソフトを扱える様になりたいという欲求が出てきました。
北海道一周から2年後、札幌に移住しグラフィックデザイナーになるべく独学でアドビイラストレーターを学び始めます。
次回は2022年の売れたデザインTOP3を紹介します。
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