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今回の効率化と産業革命は何が違うのか?
直観的な話しか、この記事では書いていませんが、突き詰めると「株式会社」から「知識創造」へ社会の主役が替わる、という一面があると思います。
17世紀ごろの産業革命のときもそういわれて、一時的に雇用が減りましたけど結局回復というか信じられないほど拡大しましたよね。
— マコ(真コ)ちゃん🦆🦆🦆🦆(ΦωΦ) (@Irf60vkWxLLnW1p) August 20, 2021
でも今後自動化で減る、とおっしゃるんですが、
この産業革命と、AI&ロボット化との違いって何だと思いますか?
資本主義とは株式会社のための仕組み
詰まるところ、資本主義とは何か?で、その根っこには「株式会社」があるのではないか?と思う。すなわち、商業社会で誕生した「株式会社」という仕組みが上手く回るようにしたのが、資本主義という仕組みなのではないか、と。
資本主義っていうけど、現在日本で行われているものは本来の意味から外れてる気がするんですよね…。
— マコ(真コ)ちゃん🦆x22🐢x0 (@Irf60vkWxLLnW1p) April 29, 2021
資本を投げ売って(リスクを負って)リターンを得るから資本主義、のはずでした。
今はその投資をなるべくしないようにしてる。
搾取主義、のほうが妥当な気がします。
資本主義から近代世界システムへ
で、その資本主義の仕組みは、国際的に見れば「近代世界システム」というシステムを生み、中核・周辺・半周辺という中核が他を搾取するシステムへと変貌していった。国内的にも「r>g」によって、搾取する側と搾取される側を生んだ。
ウォーラーステイン流の考え方で行けば、コンドラチェフのB局面に入るたびに、「近代世界システム」は、その範囲を拡大して、B局面をやり過ごしてきた。ただ、今回、その範囲を拡大する先はもうない。
それが、今回のAI+ロボットによる生産性の向上と、今までのそれとの違いなのかも、とは思いつつあります。
2021/11/16追記
AI+ロボットが、頭脳としても肉体としても、完全ではないにしろ、人間そのものを代替する究極のフェーズに入っている、というのも今までとの違いだと思います。
株式会社から知識創造へ
でもって、今度は、資本主義下において、その役割を増した「知識」が主役となる社会を作るフェーズに入った、と言えると思います。「知識」を創造するのは人間であり、それゆえ、人と組織が「知識創造」をするのに適した社会システムに変わっていく、ということであると思います。
それゆえに、私は知識共創社会へと変わっていくのではないか、と思っています。
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