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国内格差と国際格差の是正の両立
ウォーラーステインさんは、先進国の国内格差と国際格差(いわゆる「南北問題」)の是正の両立が難しいと言っていたが、可能なのではないか?と思いつつある。超粗々だけど、リリースしてみた。
それはすなわち、先進国と発展途上国の国際格差(「南北問題」)は、おカネの問題であり、先進国の国内格差は、おカネではなく手間の問題であると考えられるからではある。
いわゆる「発展途上」の間では、GDPと社会の厚生については、強い正の相関がみられ、このためには、インフラや教育の整備が大切になってくるし、そのためには「おカネ」が必要ではある。
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一方で、先進国になると、GDPと社会の厚生の相関関係は、かなり弱くなる。先進各国は、このあり方について、模索中ではあるが、いまだに明快な答えは出されていない。
ここで、私は「知識共創社会」というビジョンを掲げるわけだが、このビジョンにおいては、各自のwell-beingと社会における知識創造がエンジンとなって、社会の厚生を引き上げるものと考えられる。
「知識共創社会」において大切なのは、おカネではなく、その人にあった仕事づくりとそれを可能にする(ささやかな)ファイナンスだと考えられる。であるならば「おカネ」の量はさしたる問題ではなくなるので、「おカネ」は主に途上国の発展のリソースのために使われるべきではないか?と考える次第。
参考
プロットしてみました pic.twitter.com/E9QoVDpB5o
— 廣澤知也 (@hirosawatomoya) October 24, 2022
産業革命は、資本主義と知識のサポートを受けて、持続的な経済成長をもたらした、と言えると思います。
— 廣澤知也 (@hirosawatomoya) December 29, 2021
そこには、資本家(営利企業)と政府による、良くも悪くもブレーキのかからない、正のフィードバックシステムが存在したと思います。 pic.twitter.com/LM3jNdC9u2
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