「知識共創社会」というコンセプト
ここのところのなんやかんやの考察を研ぎ澄ましていったら、「知識共創社会」というコンセプトに至ったので、その過程をクリップしておきます。
コンセプトに至るまで
①豊かさの源泉が、資本の蓄積・拡大再生産から知識創造に移行した。
②ヒトが自分の価値観に基づき、時間を投資して、SECIサイクルを回すのが知識創造と言える。
であれば、SECIサイクルを、みんなで回す「知識共創社会」を打ち立てれば、現代社会の問題は概ね解決するのではないか?という流れです。
コンセプトを成立させるために
個人は多様な価値観を持つため、寛容なリベラル国家が望ましい。
みんなが「知識共創社会」のどこかに参加できるような教育や訓練が必要。
変化に自己組織化で対応するティール組織の観点に立てば、知識共創社会においては、このままだと「全体性の尊重」と「自主経営」が成立しているが、「進化する目的」が持てていないので、(タイムリーな)目的を設定するための衆議が大切だと思われる。
団塊Jr。エンジニアを生業としつつ、経済学→経営学→心理学へと関心が移ってきた変な人。ついに退職し、「知識志本主義社会」へ旅立つ。夢(妄想?)は、アダムスミスやドラッガーのように結果として新たな学問領域を打ち立てること。SF:戦略性/学習欲/内省/慎重さ/着想