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ここから未来へいこう
いま、私は本を書こうと思っていますが、その動機をまとめておきたいと思います。きっと、これはまえがきになるのでしょう。
ポスト資本主義社会という問いの発見
私は、二十数年間、会社勤めをしてきました。そんな中で、かなり癖のある私は、(組織と)個人というものに興味を持ち、まずはストレングスファインダーへ関心を持つようになりました。
と、それから10年ほどたって「ティール組織」という考え方に出会い、最初は胡散臭く思っていたものの、その魅力に惹きつけられていきました。そして、「ティール組織」という考えを生み出した問いとは何か?を考えるようになり、ドラッカーさんの「ポスト資本主義社会」という考えに辿り着いたというところです。
そんなところから、以下のような思いを抱くようになりました。
今のこの社会を大事にしたい
「ポスト資本主義社会」でドラッカーさんが述べているように、たしかに今は転換期だと思います。でも(それゆえ?)、答えはつくられつつあります。私が接してきた「ポジティブ心理学(ストレングスファインダー)」「ティール組織」なんかは、まさにそんなものの一つです。
その芽を大切に育てていきたい。その自分の行動の礎・指針となる考えをまとめた本を書きたい。そんなことを感じています。とにかく広大なテーマなので、自分自身ですら、忘れたり、見失ってしまうことがあるし。
そして、今のこの(日本)社会にある答えをつぶすことなく、前向きに育てていきたい、そういう思いです。(たとえば、今の選挙制度なんかもそうなのかもしれない、などと思っています。)
たしかに「ポスト」資本主義社会という、一種の閉そく感がある中で、みんなが不満を感じるのはわかります。でも、私の目から見れば、次の時代への芽生えはそこかしこにあるわけです。それをちゃんと育てていきたい。これが、私がこの本を書きたい理由です。せっかく、次の時代への準備ができたこの(日本)社会をダメにしたくない。そんな思いです。それも、ひょっとしたら、世界で一番準備ができているかもしれないと感じています。(たとえば、GDPが「伸びていない」ことがその証左だと私は思っています。)
新しい考え方へ
結局のところ、このケインズさんの言葉に尽きるのかもしれません。資本主義が嫌いな人達も、結局、資本主義の思考法で考えてない?などと私は思ってしまいます。(まあ、ブーメランで私にも帰ってきそうですが(^^;)
それは因習的な思考と表現の形からの脱出なのです。
ここでくどくど表現されている発想は、実に単純で自明だと思います。
難しいのは、その新しい発想自体ではなく、古い発想から逃れることです。
その古い発想は、私たちのような教育を受けてきた者にとっては、心の隅々まではびこっているのですから。
コロナ禍というきっかけ
そんな思いもありつつも、「本にしよう」と思ったのは、このコロナ禍がきっかけです。たとえば、人はなぜ長時間の通勤などするのか?という思いが私にはあったのですが、コロナ禍で、リモートワークが本格的に始まり、何や、やったらできるやん!と感じました。
と同時に、それまで抱いていた思いを形にすることに意味があるのかも?と思った瞬間でもあります。
本にするときには
本書の構成をここに書こうと思っています、が、今は、以下へと続いていきます。
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