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三面等価で考えるポスト資本主義社会
三面等価で、資本主義とポスト資本主義の時代を考えてみる。
ざっくり言えば、政府収支+企業収支+家計収支≡0のお話。
【資本主義の時代】(インフラ投資の時代)
政府:赤字(インフラ=公共財に投資)
企業:赤字(商品が売れるから、先行投資)
結果として
家計:黒字(貯金して!)
また、銀行は家計の貯蓄を元手にしつつ(?)、信用創造をする必要があったので、融資先への目利きが大事だった、と思う。(追記@2021/6/22)
【ポスト資本主義の時代】(長寿命化の時代)
家計:黒字(引退後に備えて貯蓄)
企業:黒字(儲かるけど、投資先がなくなってきた。。)
結果として
政府:赤字(どうするよ、これ?)
このときって、インフラ投資も大体終わってるから、政府の赤字をみんなに消費してもらわないと仕方ない、というところ。
今まで対外収支には触れていなかったけど、これゆえ、インフラの貧弱な途上国に、インフラ整備の支援をするのは、大きな目で見れば、妥当な選択肢だと思う。ほんとは、政府収支+企業収支+家計収支+対外収支≡0(追記@2021/6/22)
ともあれ、消費してもらうお金をどうやって配るのか?が課題。
ベーシックインカムなら、使い方を市場に任せるということだし、政府が支給先を決めるのなら、政府管理、ということなんだと思う。ここのところは、政治的な納得性の問題なのではないか?と感じるところ。
私は、「消費してもらうために」お金を配るのだから、使い手に、使い道を任せるベーシックインカムが好き。
もっと言えば、そこで各人(各家庭)が適切な用途にお金を使えるような環境づくりが大切になってくると思う。端的に言えば、教育、かなぁ。。この本の第五章「知識、健康、家庭」のイシューに近いと思う。(追記@2021/6/22)
雑!だけど、こんなことを思う。
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