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机とは

『哲学的な100の質問』のつづき。
なんのこっちゃと言う方は、一番最初のこちらの記事をごらんください。

015.机とは?

机、で思い出すのは、小学生の時の文集だ。
なんであんなことを書いたんだかわからないが、わたしは『机』になりきって作文を書いていた。

窓から差し込むあたたかなひかりを浴びて、幸福な気持ちでうつらうつらとしていた僕のもとに、突然騒ぎながら現れたHくんとSくん!バタバタと走り回りそして……ガン!!僕にぶつかった!僕は……倒れた。とても痛かった!それなのに、HくんとSくんは僕を直してくれずにどこかへ行ってしまった。僕は、僕はとても悲しかった。ぶつかったのら自分で机をもとどおりにしてほしいとおもう。

――みたいな内容が文集に載ってて、久々にそれを発見した大人のわたしは、
「どっ、どんなメンタルでこれを文集に載せようと思ったんだ……」
と震えた。ふつうに伏字でもなんでもなく、名指しで書いていた。
それは確かに実際にあったことで、なんとなくそれを見ていたわたしの目線のようなものを覚えている。
……でも、なんでそれを文集に机になりきって書いちゃうー!?!?
Hたちがマジもんの悪だったら、いや、マジもんの悪でなくても、かなり危険極まりない行為ですわ……しかもHわりといじめっこだったし……なんなんだ、好戦的なのかサイヤ人なのか……そんなにゆるせなかったのか……。
(ちなみに小1のときに唾を吐きかけられたことがあり、わたしと同じくHに恨みを持つ女子3人ぐらいで集まり、砂をぶっかけたことがある。そしてHのお母さんに呼び出され、でもHのお母さんは優しくて「息子がいろいろ意地悪しちゃってたんだよね、本当にごめんね。でも砂とかをかけるのはやめようね」と優しく諭してくれた。そして、わたしはHのお母さんめっちゃ美人だなあ…と考えていた。そしてHは『鳥とは』に出てくる、ハムを見つけてくれた男子でもある)(カッコの中の情報過多)
ただ幸い、HやSにうらまれて何かされた記憶もなく、わたしは高学年になっても最強の泥団子を日々制作する小学生として生きていたのだった――……。


あとは小学校の夏休み前。机の中の道具箱を持って帰らねばならないんだけど、わたしはあふれんばかりのものを机の中に入れていたので、2つのお道具箱を1つにする際、「いっせーのせ……フン!!!!!」ってやって閉めていた。わかるだろうか?勢いをつけて、両方に物が入ったまま、片方を片方の上に載せるのである。入りきらずに飛び散るモノたち!
まるで整理ができない小学生だった。


そしてもうひとつ思い出す記憶もそれに連なる。
会社で勤めていた際のわたしのデスクも最強に散らかっており、社内の管理グループ的なところが、ちゃんと施錠や整理をしてくださいと時々資料を配布していたのだが、できていない例にわたしのデスクの写真が載っていた。
まるで整理ができないまま大人になっていた。

ちなみに人生で一番今が整理できてる。
でも頑張って片付けた部屋は「これ、普通のひとの散らかっている部屋だから」と言われる。そして荒れた部屋は「すでに強盗に入られた部屋」と言われる。
……あまりこの部分は肯定してはいけない部分なので、ちょっとずつできるようになっていく。頭のなかも取っ散らかっているということだから……

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文集にたしかこんなような机の絵が載ってた。
なんだろうな、何かになりきるっていうテーマの作文を書いてたのかな。いや、それにしても、もっと平和的なものはなかったんかーい。

過去の回答もマガジンにまとめてありますので、よければどうぞ。


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