後回しにしていたものたちよ
何事も後回しにしがちである。
ついでに部屋も散らかっている。昔からだ。(厳密に言うなら大人になった分だけ多少マシだ)
決断するのが苦手なことがすべてに繋がっている。
物を手にしてひとつひとつ「いる」「いらない」と決めることがしんどいと感じる。
正しいほうを選べないかもしれないと感じる。
あとで後悔してしまうかもしれない、本当は『いる』かもしれなかったのに。
そういう謎の恐れる心があって、つい後回しにしてしまう。
気づいたときには莫大な量の『決断すべきこと』の塊になっていて、またまた手が遠のく。
結婚した。
子どもができた。
子育てでしんどいことのなかに、細かな決断が大量にあるということを、産んではじめて知った。
わたしは自分の存在で誰かに影響が及ぶのを恐れるがゆえに(これも昔から)、これがめちゃくちゃにしんどい。
うわー!どっちにしたらいいんだー!
みたいなことが大量にある。
直近で言うと、ふうか氏が芋掘りに行きたいというので芋掘り場所を検索していたのだが、それぞれに長所短所があって迷ってしまう。
そういうときは「失敗でもいい!」と思い切って決断するか、候補を3つに絞って先輩に意見を仰いでいる。
あと、ふうか氏が自分の意思がしっかりある子なので、嫌なことは嫌だと断ったり、やりたいことはこれだと自分から言ってくれることに、めちゃくちゃ助けられている。
ふうか氏周り、家族周り、知人友人周りでは、比較的決断を頑張っている。
しかし、自分のことでは相変わらず、決定を後回しにしがちである。
やってもやらなくてもいい部分が特に。
でも、それがわたしの人生で大事じゃないかと言われたら、そうじゃない。
むしろ、大事な部分の決断にめちゃくちゃエネルギーを使うため、『やってもやらなくても他の人には全然影響ないけど、わたしの人生で大事なもの』が後回しになってるんだとおもう。
だから、その部分を少しずつ決めていくぞ、と思って、この文章を書いている。
迷うにしても、実際にやってみたうえで具体的に迷ってみるのがいい。
多分、ひとからしたら、死ぬほどどうでもいいことで迷ってたりするので。
一例を出すと、4コマをカラーにしてみたいが何色で塗るべきかとか、クリスタで4コマの枠をどうやって出すのかわかんない…とか、線の太さは?とか、画像の大きさは?とか、そういうしょうもないことですら新しく決めるのがおっくうで、紙にえんぴつで描いてスマホで写真撮って「とりあえず今はこれでいいか…」を繰り返してる感じなので。
死ぬほどどうでもいいけど、たぶんちょっとわたしの人生を動かすささやかな決定をしたい、していきたいとおもって、その過程を言葉にできたらなと思って、書いた次第です。続きも書きたいとおもっている。
ちゃんと書こうとすると形にできないかもとおもって、スマホに手で打ち込んでいます。
へぼいわたしのままでいいから、やってみるんだ!
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