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【網羅】SEO内部対策のチェックリスト


SEO対策は内部対策、外部対策、コンテンツ対策の3つに分ける事が出来ます。
内部対策とは、主にWeb サイトを制作する段階で行う施策のことで、サイトの土台作りのことです。

主にエンジニアが担当する領域です。


内部SEO対策の基礎知識


検索エンジンは、以下の順序で評価を行います。

① 検索エンジンのクローラーが Web サイトを発見する。(クロール)

② サイト内の情報をインデックス(登録、保存)する。

③ インデックスした情報を元に評価。

検索ニーズを満たした質の高いコンテンツを制作しても、検索エンジンに発見してもらわないと流入が見込めません。また、正しく読み取られなければ適切な評価を得ることが出来ません。

故に、内部対策の目的は主に3つあると言えます。

・検索エンジンに情報を正しく伝える
・検索エンジン(クローラー)の巡回を促す
・ユーザビリティ(ユーザー体験)の最大化

本記事では、それぞれの切り口から施策を解説していきます。

是非、サイトの内部施策に活かしてください!


項目一覧


・検索エンジンに情報を正しく伝える
 -見出しタグ(h1~6)
 -タイトルタグ
 -メタディスクリプション
 -メタキーワード
 -画像のalt属性
 -引用タグ
 -URLの正規化
 -ノーインデックス(noindex)
 -ノーフォロー(nofollow)
 -リダイレクト
 -サイト構造
・検索エンジン(クローラー)の巡回を促す
 -XMLサイトマップ
 -内部リンク
 -robots.txt
 -構造化マークアップ
 -複数ページに渡るコンテンツ(next、prev)
・ユーザビリティ(ユーザー体験)の最大化
 -モバイルファーストインデックス
 -404エラーページ
 -文字サイズ
 -表示速度
 -SSL化
 -ページの表示速度
 -パンくずリストを設置する
 -不要なパラメータを正規化する

検索エンジンに情報を正しく伝える


・見出しタグ(h1~6)
読みやすさの観点からh1〜h6を文章内容に対して適切に使用する必要があると言えます。

最近ではh1にキーワードが含まれていなくても検索エンジンが記事内容を理解し、上位表示できているケースも多々みられます。
※「検索エンジンに情報を正しく伝える」という観点ではh1にキーワードを含めることが必須とは言えないかもしれません。


・タイトルタグ
タイトルタグの中身は検索結果画面で表示される際にタイトルとして表示されます。タイトルを適切に設定することで検索結果画面でのCTR向上につながります。

注意
※30文字程度以上にしてしまうと、検索結果画面で「...」と表示されてしまう点に注意してください。

タイトルタグについては、Google公式で言及されています。

・メタディスクリプション
メタディスクリプションとは記事の概要のことで、検索結果に表示されます。
順位に直接的には影響しないと言われており、また設定しなくても文章内から自動で表示されますが、メタデイスクリプションを最適化することはCTR向上に繋がります。

・メタキーワード
Google公式では順位には関係しないと言及されています。
よってメタキーワードは重要な施策ではないと言えます。Google がサポートしているメタタグは公式で言及されています。

・alt属性
alt属性を設定することで検索エンジンに「どんな画像」かを伝えることができます。また、画像が読み込まれなかった場合に代替テキストとして表示することが出来ます。ユーザビリティの観点でもalt属性はあった方が良いと言えます。
 
・引用タグ
引用文をblockquoteタグで囲むことで検索エンジンへ引用していることを伝えることができます。

"引用です"


悪質なコピーコンテンツと判断されペナルティを受けないために引用している部分にバッククオートタグを使うようにする必要があります。
※なおblockquoteタグを使用する際はcite属性等を使用して引用元を記載しましょう。


・URLの正規化

例えば、以下のように同じページに対してurlがいくつか存在することがあります。
https://towhy.jp/aaa/index.html
https://towhy.jp/aaa/
https://www.towhy.jp/aaa/

公式でも言及されていることから評価の分散を防ぐために1コンテンツ1urlを徹底する必要があります。


・noindex
noindexは、エラーページなど検索結果に表示させたくない場合に使用するものです。特にECサイトで商品カラーごとにページがある場合は対策する必要があります。


nofollw

低品質ページや競合サイト等にnofollw属性をつける必要があるでしょう。

少し前までnofollwを使用することでリンク先をクロールしないように命令を行い、リンク先に被リンクによる評価を与えないような施策として使われてきました。
しかし、2019年に役割が代わりnofollwをつけたリンク先もヒントにするとされています。
なので、nofollwをつけてもリンク先の競合サイトや他サイトが評価を受けるかもしれません。

またリンクタグの属性として広告などのリンクにはrel=”sponsored”を、
ユーザーが作成したコンテンツにはrel=”ugc”をつけることでクローラーにより正確な情報を届けることが出来ます。


・リダイレクトの設定

リダイレクトとは、ページを訪れたユーザーを別ページに転送することです。URLを変更した場合に元URLから新URLに転送することで元URLの評価を受け継ぐことが出来ます。

301 …恒久的なリダイレクト
302 …一時的なリダイレクト
実際に実装する際はNext.js公式サイトを参考にしてみてください。

・構造化マークアップする
クローラーに情報を理解しやすくさせるマークアップ方法のことです。
具体的には適切なタグを使用したり、itemprop属性を活用するなどして実装します。

 <p itemprop="name">合同会社Towhy</p>

これを行うことにより、検索結果にナビゲーションやFAQsなどがリッチザルトに表示されることがあります。
検索結果画面をより大きく占有できることでより多くの流入が見込めます。

・サイト構造の最適化
ディレクトリ構造がめちゃくちゃだとクローラーがページを見つけられない可能性があります。
これに関しては、ディレクトリ構造が異常なサイトを制作する方が難しいと思いますので説明を省きます。

検索エンジン(クローラー)の巡回を促す


・XMLサイトマップ
XMLサイトマップは検索エンジンのクローラーに向けて作成するサイトマップです。クローラーが見つけにくい内部リンクがないページなどを発見するのに役立ちます。
また新規追加・更新したページをより早く通知出来ます。

作成後はSearch Consoleから送信します。


・内部リンク
クローラーが巡回しやすくなる点以外にもユーザビリティの向上にも繋がる施策です。

・ヘッダーやフッターのナビリンク、
・サイドバーや記事内の関連記事
・パンくずリストの設置

などが施策になります。


・robots.txt
robots.txtは指定したページをクロールされないよう制御するファイルのことです。クロールさせる必要のないページを制御することで、重要なページを最適にクロールさせることに繋がります。

例: ログイン後のダッシュボードなど..


・複数ページに渡るコンテンツでの対策(next/prev)

主にページネーションがある部分で対策が必要でいくつかのページに分けたコンテンツを正しく検索エンジンに伝えるために必要です。

以下のように前のページと後のページをhead内に記載する必要があります。

 
<link rel='prev' href='https://towhy.jp/category/aaa/1 />
<link rel='next' href='https://towhy.jp/category/aaa/3' />


ユーザビリティ(ユーザー体験)の最大化

・モバイルファーストインデックスに対応する
現在Googleはパソコン用のサイトではなくスマホ用のサイトを見て評価付けをしています。そのためスマホ対応を行うことは必須と言えます。

レスポンシブ化=PC、スマホ、タブレットなど様々な画面幅で見やすく表示させること。

・404エラーページ
ページ削除など何らかの理由で存在しないページ(URL)にアクセスがあった際に表示するページのこと。

このページではユーザーが迷わないように次の行動を促すといいでしょう。
404ページを設定することで離脱を防ぐことが期待できます。


・文字サイズの最適化
誰にでも読みやすい文字サイズである必要があります。
最低でも16pxくらいは必要でしょう。

・SSL化
2018年中頃からSSL化されていないサイトはGoogle Chromeでは「保護されていない通信」と表示されるようになりました。
httpsとはHypertext Transfer Protocol SecureのことでSecure(安全)なhttp通信のことを指します。SSL化を行うことで通信を暗号化でき安全な通信が実現できます。
よってSEOでの観点でもSSL化はサイトを運営していく上で必須事項と言えます。

・表示速度
ページを表示するまでの時間が長いと離脱するユーザーは多くなります。
読み込み時間が1~3秒の場合32%、1~5秒の場合90%、1~6秒の場合106%、1~10秒の場合123%上昇するとGoogleは予測しています。
また、2021年6月より導入されたコアウェブバイタル(CWV)の観点でもページの表示速度改善は重要な施策になります。
SEOの観点でもユーザビリティの観点でもページの表示速度を改善する必要があります。
ページスピードインサイトでサイトを診断出来ます。



まとめ

主に内部対策はサイト制作時の施策になります。制作会社やエンジニアに声をかける際に是非ご活用ください!

弊社でもSEO対策を徹底したWebサイト制作を行っています。

お問い合わせはinfo@towhy.jpにお願いします。
(※試験的に無料相談対応しています)



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