こだわりの強いデジタル勉強

デジタル勉強をしていると、いくつかの工夫で効率、もとい勉強自体へのモチベーション維持の具合が大きく変わることに気付くのだが、かなり自分自身が苦労して試行錯誤する中で、自分にとっては間違いなく重要でありそうないくつかの事柄を見出すことに成功した。諸論あり、そもそも僕ぐらいデジタル勉強に向いていなかった学生もいなかったのだろうと思うが、そういうマイノリティが諦めずに勉強を続けられるために、というか自分自身の覚書としていくつか書いていく。

1 画面は黒

当たり前だが、紙の媒体の教材やノートは白だ。白い方が印刷費が浮く。真っ白にするには余計な金がかかるかもしれないが、インクは安いのは黒一択なので背景は白で決まりだ。わざわざ青くしたり赤くしたりしない。当たり前のように白い背景で勉強することに僕たちは慣れている。

ところがデジタルだと真逆にした方が合理的だ。理由は一つ、真っ白い画面より真っ黒い画面の方が目に与える負担が明らかに小さいからだ。まあそれも僕の体感なのだが、実際色んな機械にダークモードは搭載されているし、長時間パソコンを眺めるプラグラマーのコードが載せられているスクショは、背景が黒い方が多い気がする。というわけで僕は勉強、読書は電子で行う時はダークモードで統一している。これで目が疲れて集中が切れる頻度がかなり減った。映像講座も反転して見るので、右下に映る講師の映像もネガになっていてなかなかシュールだ。

2 ペンはグリップをつける

Apple pencilはクソ重い。重いだけじゃなく、重心が後ろについていてなかなかありえない設計をしてるのだが、あれをみんな普通に使ってるのが凄まじいと思う。僕はこれが原因なのかわからないが、体を壊すまでに至った。が、市販の重心を下にするグリップをつけたら全く抵抗感を感じなくなった。早くつけるんだった。ペンが太く、持ちやすく、滑りにくくなり、圧倒的に勉強に集中できるようになった。

そもそもあの重心設計は万年筆を使う欧米人向けの設計で、サラサラ〜っと流れるように書いていく筆記体の英語と違って、クソ複雑な漢字などが混ざる日本語では手先で細かく動かせる低重心のペンが向いている(と勝手に思っている)。

ペン自体が軽いcrayonという別の会社のものも試したが、Apple pencilの使い心地には遠く及ばなかった。

3 iPadは2台使う

こんなクソ贅沢なことはなかなかできないが、2台ないと僕はキツかった。goodnoteというアプリで勉強しているが、同じタブレット内で問題、解答、問題、解答と交互に見ていくことも可能だが、なんか頭に残らないのだ。集中して効率よく進めるなら、2台あったほうがいい。特に小さいのと大きいのがあると使い分けができて色々捗る。安いサブタブレットで妥協していた時もあったが、iPad同士だとPDF化する前のノートデータを同期できたり等、使い勝手が天と地ほど違う。同じペンで使い分けられるから、一世代前のiPadと最新のiPadminiを買うといいと思う。

この記事は追記があり次第随時更新されます。

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