【子育て楽しくなあれ】「フィードバック」を自分たちにしてみたら本当に上手になるのか実験してみた|TowaStela,Inc.
こんにちは、TowaStela note編集部です。
前回は、「フィードバック」について読書会を行った記事をお届けしましたが、今回はその実践編。きちんとしたフィードバックを学んだ後に、自分たちにフィードバックをしたらアウトプットのクオリティは本当に上がるのか実験してみました。
題材は、「みんなでつくる動画の会社案内」。
自分たちのアウトプットをフィードバックで改善するをテーマに、
このような順序で進めてみました。
(1)事業部ごとに分かれて会社をプレゼンテーションし、動画で撮影する(1回目)
(2)記録した動画を上映し、動画に対してみんなでフィードバックを行う
(3)フィードバックを反映して改善したプレゼンテーションを動画で撮影する(2回目)
(4)改善したプレゼンテーション動画を上映する
1回目と2回目の動画の撮影の間にはさむフィードバックは、
前回の記事で勉強したように、以下のポイントを守って行いました。
・相手にとって耳の痛いことでもしっかり伝え、将来の行動に反映できるようにする
・「どんな状況」で、「どんなことをした」から、「結果としてこうなった」ということをきちんと伝える
制限時間を大幅にオーバー。成り立ちはしたものの、
反省点が多く見られた1回目のプレゼンテーション。
1回目のプレゼンテーションは、成り立ちこそしたものの、結果はかなり厳しいものになってしまいました…。
・事業部ごとの持ち時間の配分の認識がズレていて、予想以上に時間がオーバー。
・みんなでプレゼンテーションのスライドを作ったので、デザインテイストも
コンテンツもバラバラに。
・プレゼンテーターがみんなメモを眺めていて、聴講者のことを見る余裕がなかった。
…と、1回目にしてはがんばったものの、理想を考えると散々な結果になってしまいました。
次はクオリティが高いプレゼンテーションに仕上げるために、
メンバー全員から1回目のプレゼンテーションに対するフィードバックを集めてみました。
いいものをつくるという共通の目標があるからこそ、
チームワークでクオリティを上げられた2回目の撮影。
みんなからのフィードバックで得られた一番の気づきは、
「割り当てられた自分たちのパートのことに夢中で、“会社全体のプレゼンテーション”に目が向けられていなかったこと」でした。
みんなでひとつのいいものをつくる、という目標が共有できたとき、
場には自然と改善案が飛び交うようになり、「全体のまとめ役」を名乗り出るメンバーも現れました。
ビジョンを共有できたとき、よりよい未来のために
受けるフィードバックはむしろ気持ちがいい。
TowaStelaでは、かねてからこんな声が挙がっていました。
フィードバックを受けたいけれどなかなか機会がない―。
けれどもメンバーの中には、フィードバックをする自信が持てない者がいたり、
人間関係を壊すリスクを負ってまでフィードバックをしたくないという者もいました。
でも、フィードバックが自然に飛び交うためには、
「みんなが見てみたいと思うビジョン」を共有することが大切なんですよね。
今回は、社内で行った実践的にフィードバックの価値を知る研修の様子をお届けしました。
いちばん子育てが楽しい時代をつくるというビジョン。
描いて見せるのはなかなか大変ですが、
笑顔があふれる新しい時代ができるのであれば、やる価値のある仕事だと思っています。
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