(8)買うなら『おまる』『補助便座』どちらがいいの?
多くのママが 『トイレで直接 おしっこや うんこをして欲しい』
できれば おまるを買わず『補助便座』だけで済ませたいと
願うようですが
私は『おまる』も『補助便座』も両方あった方が良いと思っています
もし買うなら『おまる』にもなり『補助便座』にもなり『足台』にもなるおまるが一番良いと思います。
【理由は】
自分達のお家がアパートで ひと部屋しかないなら
トイレにすぐに間に合う距離なので 補助便座だけでも大丈夫でしょうが
お家が広ければ 広いほど『補助便座』だけだと
お子さんが『ママ!おしっこ‼︎』と 言った瞬間に
ママやパパから笑顔が消えて
真顔になって トイレに向かって お子さんと ダツシュする必要があります。
慌てるように ズボンや下着を脱がし 慌てるように『補助便座』に乗せた瞬間『補助便座』がグラッと動いて 体がバランスを崩したりしたものならお子さんは 恐怖で それをきっかけに 『トイレには行きたくない』と言い出すかもしれません。そのようなケースはあります。
トイレの介助は 穏やかに行わないと 落ち着いた空気の中で行わないと
成功には導けません。
『おまる』は家中の あちらこちらに 持ってゆけるので
お子さんが『おしっこ』と言っても トイレにまで駆け抜ける事なく
その場所でトイレ介助ができます 小さくて小回りも効きます。
食事を作っている時は 台所のそばに置き
テレビを見てる時は テレビの部屋のそばに置き
余裕を持ってトイレ介助できる 空気が必要です。
お子さんが 早めに『ママ!おしっこ‼︎』と教えてくれるようになり
トイレまでダツシュすることが 少なくなったら
『補助便座』にしてトイレで おしっこ介助をするとか
トイレまで誘導できる余裕がない時は『おまる』にするとか
臨機応変に『おまる』と『補助便座』を使い分け
最終的には トイレでおしっこやうんこが できれば良いと思います。
余談ですが 子どもはママやパパに かまってもらいたくて
『ママ!おしっこ‼︎』と言う時があります。
例えば
ママやパパが電話してるとき
お友達と楽しくお話している時
夢中でドラマを見ている時
自分に関心をもってもらいたくて
『ママ!おしっこ‼︎』って言うことがあります
親は 最初は 嬉しくて
『あら!おしっこって言ってくれたの』と夢中でしていた事をやめて
トイレに子供を誘導して おしっこ介助をしますが
便座に座り
子供が キョロキョロあちらこちらを見て
『おしっこ・・・でない!!』と言われたら・・・
それが 連続3回も続けられると さすがにイラッとします。
子供は 自分のことを かまってほしいときに フェイントをかけて
親の気持ちを 自分にむけようとします・・。
自分が夢中で何かしたい時も そばにおまるを置いておくと
何度も 子供からおしっこフェイントをかけられても
イラッとせずに対処できます。