もしも、明日世界が終わるとしたら。
わたしは、母を殺すだろうか。
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世界が滅亡するとして、あなたは最後の日に何をしますか?
なんてこと、一度は考えたことあるんじゃないでしょうか。
私はいつも通り過ごして、最後の星空を見上げて寝るかなあ…なんて平和ボケしたことを言っていたのですが、ちょっと考えてみようと。
わたしは、毒親だった母を、殺すだろうか。
答えはおそらく”NO”です。
私は母に自分を否定されて育ち、母に尽くすように躾けられ、時に酷い言葉を。時に酷い暴力を振るわれてきました。
ただ、彼女を憎んではいない。
それはもしかしたら彼女も毒親のもとで育ってきたからかもしれないという同情からなのか、それともやはり実親だからなのか。根拠は明確ではありませんが、殺してやりたいという憎しみは持っていないのです。
母から逃げ出し、絶縁した今でも、もし彼女が笑顔で私の名前を呼び迎えに来たら、きっと破顔して抱きつきに行ってしまうのでしょう。
何度も、母が仕事に行ってる間、事故にあって帰ってこなければいいのにと考えたことはあります。自分の知らないところで、誰にも迷惑をかけずに居なくならないかな、とか。
でも、明日世界が滅ぶとして。
罪を犯しても償うための期間を待たずに自分が消滅するとして。
きっと私は、彼女を殺せないままなんだろうな。
彼女に支配されたままの人生を終わっていくんだろうな。
どうかお元気でさようなら。
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ここまで読んでくださってありがとうございます。毒親育ちの自分に嘆くばかりだった人生から、少しずつ前を向けるようになりました。このnoteは、誰かが前を向くきっかけになればいいな、と思っています。もしよければ、また覗きに来てください!