迷彩花 (あじさい)
Ⅰ.雨が降り続く夕方 傘もささず辿り着くバス停
濡れたベンチに腰かけた そんな顔をして私を見ないで
少しだけ 歩き疲れた
まるで迷子の子どもみたいに
死にたいほど哀しい訳でもない
だけど今は雨に身を任せていたい…
Ⅱ.雨は少し冷たいけど 何故か心温かくなるの
貴方がくれた優しさより突き刺すような雨がとても好きだわ
※長かった春が終われば
梅雨の季節がやってくるのね
生まれ変わり色づく“あじさい”のように今
雨に抱かれて新しい夢 見るの…
※(繰り返し)
流す涙 貴方を洗い流し
生まれ変わり色づく“あじさい”のように今
雨に抱かれて身を任せていたい