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ぬいぐるみ作り
私がぬいぐるみ作りを始めのは19の頃だった。
兎のぬいぐるみは昔から好きで持ち歩いていたが、
お裁縫が得意で昔いろいろなものを作ってくれたママに憧れて私も何かを作ってみたくなったのだった。
そんな時に、ぬいぐるみキットというものがあることを知って大好きな緑色のうさちゃんのキットをクリスマスプレゼントとして貰い、ドキドキしながら作った。
その頃は今よりも不器用で作り方を見てもよく分からずあまり上手く出来なかったけれど「ヨモギちゃん」と名付け、私のお部屋の守り神をしてくれている。毎日声をかけると答えてくれているようでとても可愛らしい。
それから20歳の頃、もう少し大きめな兎のキットを買って前回よりも難易度が高く型紙を切るところから始まるタイプのものを作り始めた。
オーガニックコットンのアイボリーの布で
耳の裏は付属のピンクの花柄を使わず、家にあった緑の花柄を使い、鼻と口を敢えて刺繍せずに目を思い切りたれ目にして自分好みにしてみたり。。
まだまだ下手なのも合わさってかなり写真と違う兎になってしまったが、兎に角もう可愛くて仕方がない。因みに緑の花柄の布は幼い頃から緑が好きな私にママがその生地でワンピースや手提げ袋を作ってくれていたので思い入れがある。
それから毎日一緒に眠り、一緒に食事を摂り
一緒に仕事に行ったり(勿論安易に出したりはせず)
行動の殆どを共に行うくらい仲良しになった。
そんなある日、知り合いから色違いで作って欲しいとお願いされてもう一体作ることになった。
とはいえまだまだ下手なので何体か練習で作ったりして仲間が沢山出来てきて、今はではお部屋がその子たちでいっぱいになった。
最後に作った子はまだお洋服もないけれど、
これからもっと上手になりたいな。。
私が作った子達にママがお洋服を作ってくれて妹が名前を付けてくれるのが定番になった。。