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新人登録販売者研修記⑧

どうも、スケさんです。

先週の日曜日は鍼灸の国家試験があり、今週の日曜日には柔道整復師の国家試験がありますね。

私も数年前に鍼灸師と柔道整復師の試験を受けたことがあるのでその時の緊張感を今でも昨日のように思い出します。

さて、今回は三月に入ってきて花粉が本格的に飛び出してきたので花粉症のお客様に対応した時のお話をしたいと思います。

お客様はおそらく30~40代男性ですでには鼻水やくしゃみなどの症状が出てきたとのこと。

以前アレグラを飲んでいたのだがあんまり効果がなかったので新しいお薬を試してみたいとのことでした。

アレグラといえばフェキソフェナジンという第二世代の抗ヒスタミン薬が含まれておりますので眠気が出にくく口渇も出にくいので副作用を気にせず服用しやすいかなと思います。

ですが、その成分では効果がなかなかでなかったということですので自社生産の違うお薬をお勧めしたのですが、それもフェキソフェナジンを含むお薬で、効かなかった成分のお薬を勧めてしまうなんて…と反省しております。

その後、先輩の登録販売者の方に尋ねたところ、症状自体をしっかり押さえたいのであれば抗アレルギー薬というよりかは抗ヒスタミン薬と抗コリン薬が含まれているお薬を選択するとのことでした。

鼻水を止める抗コリンの成分といえばベラドンナ総アルカロイドなどがあります。

抗ヒスタミンの成分は

第一世代がクロルフェニラミンマレイン酸塩、ジフェンヒドラミン塩酸塩、クレマスチンフマル酸塩

第二世代がフェキソフェナジン塩酸塩、ロラタジン、エピナスチン塩酸塩、エバスチン、セチリジン塩酸塩、アゼラスチン塩酸塩、メキタジン、ケトチフェンフマル酸塩となってます。

他にも点鼻薬などに含まれるアドレナリン作動薬の成分としてはプソイドエフェドリン塩酸塩、フェニレフリン塩酸塩、ナファゾリン塩酸塩などがあります。

ですが、抗ヒスタミン薬の成分や抗コリン薬の成分では口渇などが出やすくなったり、アドレナリン作動薬の成分では高血圧や心臓病、甲状腺機能障害、糖尿病の方には「服用しないこと」や「相談すること」になっている場合があるので注意が必要です。

なのでヒアリングの時にそのお客様の年代によっては既往歴をお伺いするのも大事ですね。

とは言っても一瞬で今日紹介した内容を思い出してお客さまに対応するにはまだまだ時間がかかりそうです…

ではまた(^-^)/

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