何も無い日記:生きる意味

人の生きている意味について考える。仮に神という上位存在が居るとして、それが人を造った意味とは何であろうか？或いは、偶然発生した生命が変化していく過程の中で偶然生ませた種が、高度な精神構造を持ち合わせたのが人間だったとして、ならばそこに意味は見出せるのだろうか？

生憎と僕は創造論にも進化論にも明るくは有りません。触り程度の知識は持ち合わせては居ますし、正直どちらが正しかったとしてもおかしくはないように思います。研究者か蓄積と努力によって積み上げた理論の正誤が分かるほど僕は賢くないし、もし人智を超えた創造主なんてものがいたら創り出した物に存在の証明を不可能にするなんて造作も無い事のように感じます。でもどっちにしろ、生きる意味を見出すにはあまりにも不完全だとは感じます。神の教えを守るにしても、DNAを次世代に繋ぐにしても、人が人で有ることにどんな関連性が有ると言うんですかね？

こういう事を考え始めるといつも苦しくて仕方が有りません。自分が無駄な存在であると認めるのは怖い。自分の無価値さを認めるのは怖い。でもきっと、意味なんて無いのでしょう。僕は、人は、無駄で無価値な存在。争いにも競争にも、生きることすら何もかも無意味で、それがとても苦しくて。皆何かを求めてる。僕も、何かを求めています。よりどころが欲しくてたまらなくなります。