古ぼけた手帳を買ったので東方グッズとしての完成を目指す
一昨日、例大祭で手帳を買いました。と言っても、そこは同人即売会なので、ただの手帳ではありません。古ぼけた小さな紙束です。乱雑に紐で纏め上げられていて紙はぐしゃぐしゃ、見るからにボロボロな手帳です。多分そういう設定。実際のところは見た目に反してかなり丁寧に作られていると思います。素敵なファングッズですね。こういう名品に出会えるのが即売会のいいところです。
とはいえ、この手帳には東方のキャラクターが描かれたりはしていません。中身もデザインこそしっかりしていますが、中身は白紙です。明らかに幻想郷に有りそうな見た目と、どことなく感じる不気味さは世界観をよく表しているものの、これ自体に東方要素は無いのです。「東方?なにそれ。これは普通に買ったものだけど。」と言ってしまえば東方グッズでは無くなってしまう代物でしょう。
だからこそ、僕がどう扱うのかが大切なのだ。これを買ったときにすぐに直感した。今日、コンビニに行って筆ペンを購入。この手帳は幻想郷に迷い込んだ犠牲者がせめて己の現状を書き残そうと、妖怪の様子を書き込んだものなのだろう。であれば、ここには妖怪の様子が事細かく記されていなければいけない。この手帳を東方のグッズにするのは僕自身だ。僕自身が東方の世界観を書き込み、描くことでこの手帳は真に完成する。今から制作をするのが楽しみである。