ギリギリで生きて、そうやって世の中はから回る
昨日髪染めに失敗しました、Toutuです。300円を無駄にしてしまったという喪失感は実際の金額よりも失ったという実感が辛く、昨日の夜はメンタルがバカになってしまって、友達とも喧嘩してしまった。酒とか用意するのも面倒で布団にもぐっていると、自分のクズさだとか、時間とお金が無い辛さだとか、そもそも人間関係の煩わしさだとか…
そういう考えないようにしている自分の嫌いなところが抑えきれなくなるほど出てきてしまう。頑張りたく無い。ラムザ・ベオルブのように全てを捨てて逃げ出してしまうようなことですら、僕には度胸が無くて出来ないのである。
僕の人生はいつでも崖際のようだ。落ちたら死んでしまうようなところで風に押されて落ちそうになっている。嫌になって飛び出すことも出来ないのだけれど、それでもこんな風に強風に煽られていればいつか事故が起きて落ちてしまうことだって全然あり得ないことじゃない。早く崖から離れればよいのだが、雑草が高々と生い茂っていて通り抜けられないので仕方なし、強風に抗いながら足元危うく今日も生きているのである。
ふと隣を見れば、同じように崖のそばにいる人たちがいっぱいいる。彼らは僕のように恐怖でいっぱいいっぱいの人もいれば、崖の高さにけらけらと笑って楽しんでいる人もいる。遠くの方で耐え切れず落ちていく人影も見える。
どうしてこんなに皆苦しんでいるのに、草は生い茂っているのだろうか。崖から皆離れたいのに、協力したいのに、助けたいのに。世界はそれほど重く僕らを苦しめていて、きっとそれが普通になってしまっている。人生はだからこそ、幸せになりたいと願わずにはいられない。死にたくないと、死が隣り合わせなのだと思わずにはいられない。
せめて、少しでも風が収まってくれれば楽なのにね。