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サガはTCG全体で語り継がれるカードになるだろう。
デュエルマスターズ!!
いやー、絶望神サガの殿堂は予想外でしたね。(すっとぼけ)デュエマは大会環境でキチンとプレイしたことが無いのであまり下手なことは言えませんがサガ本体のみならず晩餐にも触れている辺り、サガループを完全に殺すぞと、リペアすら許さないぞという公式の本気具合が伺えます。まあ当然だと思います。強いか否かという話では無く、単純に嫌われるループギミックが既に確立してしまった以上、仮にサガリペアが無かったとしてもいずれ晩餐ループを使うクソデッキがまた現れるのは目に見えていると思います。
デュエルマスターズは勿論のこと、カードゲーム全体においてもこれほどまでに規制されるまで一日たりとも話題に上がらなかったカードは数少ないと思います。例えば遊戯王だと昨年のティアラメンツなんかも非常に嫌われたデッキタイプでは有りましたが、単体のカードだけで話題に上がることは殆どありませんでした。恐らく、そのレベルのカードと言えるのは混沌帝龍やボルバルザーク、ヨミジマリゴルド、リンクロス辺りに限られてくるでしょう。エアプであるということを自覚していて敢えてはっきり言いますが、サガは恐らくカードゲーム全体でも永久に語り継がれる存在になると思います。
シナジーもコンボも嘲笑うが如く、自身だけで完結した2枚ループを低コストで行うというのは数あるカードの組み合わせでデッキ構築を楽しむTCGというゲームそのものを否定しかねない代物であり、そこから環境TOPに経ち続けたアンフェアデッキを僕はほとんど知りません。恐らく、デッキパワーを抜きにしたゲーム性の否定具合で言えば、かの補充要員採用型の全盛期エクゾディアに匹敵すらするのではないかと思います。
単品のカードパワーとしても、環境に与えた影響力としても。そして、ゲーム性の否定によってユーザーからヘイトを集め、多くの論争を産んでしまった嫌われ者としても。あらゆる点で話題に上がり続けたカード、絶望神サガという一生をリアルタイムで追い続けることができたことを、僕は嬉しく思います。少なくとも、サガの話題がなければ僕は今デュエルマスターズの復帰はしていなかったと思います。現役プレイヤー外にまで話題が挙がるほどのカードが集客性があることもまた事実だと思います。それはそれとして、こういった騒動は出来れば起きてほしく無いな、とも思いますが。