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次段が強いと思っている理由

カイザー・オブ・ハイパードラゴンの新カード、見ていますか?僕はもう毎日耳をそばだてています。これは確信を持って言えますが、次段は間違いなく環境を定義するカードがいくつか出ると思っています。それこそ、昨年の魔覇革命に匹敵するレベルの爆アドパックになる可能性すら秘めています。いやぁ、注目カードを紹介していく気が起きなくなるレベルで分かりやすく強いカードが多いんですよね今回。それでいて気が狂ったカードって感じでは無いのでマジで手放しに楽しみだと言える感じが有ります。
と言う訳で今回はちょっと趣向を変えて、僕が何故カイザー・オブ・ハイパードラゴンを強いパックになると思っているかを解説していこうと思います。

ハイパー化の弱点を克服している

超化獣というギミックは特性上、通常時とハイパー化時の両面で評価を行う必要があります。ハッキリ言ってしまえば、ハイパー化時に求められるのは一部を除けば従来のコスト換算で6〜8コスト帯のクリーチャーが持っていたフィニッシャー性能であり、それ相応のカードパワーを求められることになるわけです。もしくはグリッファやジョナスのようなTipでコスト相応の性能を持っていながら、ハイパー化時の能力も持つようなデザインになっているパターンです。
今発表されている新カードは明らかに後者のカードが多い。通常時で既にコスト相応の役割を果たしているため、ハイパー化出来るかではなくハイパー化してからのプラン構築に集中して考えることが出来ます。

足回りが充実している

ならば前段のカードは型落ち?とお思いかも知れませんが、とんでもありません。むしろ、超化獣そのものが活きる初動枠やフィニッシャーが増えたことで前段の強力なハイパー化を持った超化獣は現実的なプランが組めるようになります。最たる例は「ドギラゴン超」でしょう。ハイパー・エントリーで踏み倒しと即時ハイパー化を行えるようになる為、ワンショット性能が格段に上がります。流石に全部がここまで分かりやすいわけでは有りませんが、多くのカードが強化されるので第一弾だけでは出来なかったコンボやコンセプトが現実的になるというだけでも、強さが担保されていると言えるのでは無いでしょうか?

新カードが全体的に不安点の少ないフィニッシャーが多く、足回りにも大幅な改善が有って戦術が現実的になる。正に種族デッキが魔覇革命で覚醒したように、カイザー・オブ・ハイパードラゴンは超化獣が覚醒する為のパックと言えます。また、その種族らにも大幅な強化が発表されているので、そちらでも新たな戦術が出てきそうですね。本当に楽しみです。


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