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お茶会を最大限に活かすなら「アナカラーパペットドラゴン」
ここ1ヶ月くらい、ずーっとデスパペットの事について考えていました。僕はジェニーが好きなので何なら出る前からどんなカードがあるのかをかなり見てはいたのですが、まあ難しい難しい。特に僕が使いたかったのはお茶会で、発表当初からかなり注目はしていたものの、上手いこと使う方法が思いつか無かった結果かなり苦戦を強いられるハメになりました。さらに言えば、フィニッシャーの存在もかなり難儀しまして、巷で使われているコンプレックスやCLIMAXジャオウガも含めて、非常に選ぶのに苦労しました。お茶会を主軸に考えると、デッキが硬直するのです。かといってヴァミリアバレルを4枚当てたので、デッキを妥協したくも無くて…
ところが、それを一気に解決する手段を昨日見つけました。キッカケはいつものカジュアるデュエマGAMEs。本当にあの人の引き出しは大きくて感心します。
この動画で使われるドギラティス3rdを見てピンと来ました。「メアリージェニーから革命チェンジしたドギラティスでお茶会を唱えれば良いのでは?」と。そこからは、構築に悩んでいたのが嘘のようにデッキが組み上がって行きました。
というわけで、今日のテーマはアナカラーデスパペットです。大変満足行くリストに収まりました。
カラーリングはt白のアナカラーにしました。2,3,5ルートと3,4,5ルートの使い分けがしやすい点、デスパペットに多色が多いので多少多色事故が起きても柔軟な対応がしやすいカラーパイである点が主な理由です。基本的な構築思想はアナハンをベースとしているので、そこからこのデッキ特有部分の解説をしていきます。
メタはロッカマグナム+1種
デスパペット軸のため、メタ8〜10枚のうちロッカは4枚必須です。残り1〜2種はプレイ時の環境に合わせましょう。記事作成時にはオニカマス最強だったのでオニカマスにしていますが、キャディビートルなんかは緑が不足しがちなこのデッキだと色バランスを整えやすい利点もあります。
デスパペットは14枚以上がベター
お茶会やメアリージェニーで踏み倒す先として、デスパペットは13枚以下にするとスカが増える気がします。デッキ外の候補ではアカイブヤップップが該当しますが、体感使い易さに難が有り墓地からメアリージェニーやお茶会を拾えるバーチェスモールスを採用しています。また、デスパペットはその性質上黒単色が多いので、しっかり検討しないとデッキが真っ黒になります。使いたいカードは絞って採用しましょう。
お清めシャラップとデドダム
ロッカが優秀なので墓地メタはこのデッキでは必ずしも必須では有りませんが、自分の山札切れ対策として2枚採用にしています。その分、デドダムを減らして多色バランスを多少整える形にしているのでここは要調整かもしれません。
ドギラティス、ラフルル・ラブ
動きの面白さ優先で3:2の配分にしていますが、条件的にはどちらか一枚はミラダンテの方が良いかも知れません。革命チェンジ先はメアリージェニー3枚の他に汎用性の高いペディアをピン投と少なめですが、デッキがコントロールで回転率も高いので、試合展開としては揃えやすいと思います。
非常に満足感のあるデッキなので、僕のようにただアナジャや青黒コンプに突っ込むだけじゃないデッキが組みたい!と思うひねくれものには是非試して貰いたいですね。僕の紹介するデッキにしては高いのがネックですが…