何も無い日記:劣等感と向き合う
将来に対する漠然とした不安と、自分の社会性の無さに向き合うのは嫌なことです。疲れます。何となく自分が嫌いで、何となく僕が悪いような、上手くいかないような、でもそれが誰かの所為では無くて僕に理由があるような、そんな薄っすらと頭にかかるどうしようも無い絶望感。そんな理由を探した所で益々自分が嫌いになるばかりで、結局答えには辿り着けやしない。そもそも、解決策が仮に思いついたとして、それでどうしたいのかも正直よく分かりません。諸々の問題点を改善したいのかと言われれば、正直そんな事がしたい訳では無い、と思うのです。僕のアイデンティティの欠如のような気がして、それはそれで僕が生きやすい生き方では無いような気がするのです。嫌われていて、ダメダメな奴で、自分にも社会にもムカついているような、そんな欠点を誇る事が良くないことだとしても、20数年ばかりの矮小な人生で何とか見つけた生きる術なのです。劣等感を劣等感としてアイデンティティにするのは人として間違っていて、それでいてきっとすごく難しい。それでも真っ当なアイデンティティでは欠陥しか見つけられない僕は、結局そうする為に苦しむより他ないのです。