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お前、まだこのカードを弱いと思ってるのか?【白緑ゼニス】

殿堂カードの発表で期待とは裏腹に赤青マジックの残留が決まり、ひっそりと環境への道筋を絶たれてしまった悲しきゼニス・セレスですが、その中でも一際悲しみのオーラを纏ったクリーチャーが居ます。それが「俺獅」の頂点ライオネルです。


実は背景ストーリーのキーパーソン

他のゼニス・セレスがどいつもこいつも1000円近くの値段が付く人気っぷりなのにも関わらず、彼だけ何故か280円(出典:地元のカー◯ラボ)と言うリーズナブルな金額になってしまう不遇っぷり。何でしょうか?そんなにこのカードは弱く見えますかね?僕は大手を振って否と言いたいです。今回はそんなハズレアの烙印を押されてしまった悲しき新ライオネルのポテンシャルを解説していきます。環境デッキとまでは言いませんが、少なくともそこらのカジュアルデッキは虐殺できるポテンシャルありますよマジで。

こちらは僕が使用している白メインタッチ緑のゼニスデッキです。まずデッキ名からも分かる通り、このデッキは天門のコンセプトをベースに構築された受けデッキですが、天門そのものは不採用です。理由は単純、かの呪文に頼るまでも無く手厚いS・トリガーと強力な除去札を搭載しているからです。「俺獅」は概ね4〜5ターン目には着地しますが、そうなると突破はほぼ不可能となり、更にパピロニアによるトリガービートで展開力も高いと隙も少なく、デュエル・マスターズとしては基本的な挙動を見せるデッキでありながら、かなりの強さを誇ります。初動の遅さもタッチの緑カラーと、頭のおかしい共通パーツで割とカバーできるので、見た目以上に協力なデッキとなっています。それではデッキのピックアップカードを見ていきましょう。

「水晶の力に選ばれし者、それが私だ!」
事前評価は眼中にすら無かったこのカード、実際使ってみるとリソースは稼ぐは裏マナ生成するは手札減らないわで白カラーの強力なベース呪文でした。このデッキでは裏マナ生成は実質マナブーストなので、テキストの数倍は働いてくれます。

「黙示録の水晶」
このデッキが成立する主要因。白は伝統的に除去とリソース確保の両立が難しいのですが、このカードは強力な除去をしてリソースを確保します。何これ?序盤にこのカードによる除去かライオネルの着地が達成したらほぼ勝ちです。ゼニスなのでライオネルでトリガー化するので、使う側なのに「バカじゃん」としか言えなくなります。

「「俺獅」の頂点 ライオネル」

本日の主役。盾追加、除去、Sトリ付与、除去耐性と属性盛り盛り。皆このカードを舐めすぎです。こんなんが黙示録の後や4ターン目に着地したら普通に人が死にますよ?

「偽りの名 パピロニア」
取り回しが兎に角良いライオネルの相棒。個人技でも平均点は出してくれますが、何と言ってもライオネルが居れば展開力を担うエースカードになってくれます。トリガービートをしつつ、盾の質が指数関数的に上がっていくので、対面は絶望しながら眺めるだけになるでしょう。6コスト8500と最近の除去札が刺さりにくいのも追い風で、殴り倒そうにも戦闘では破壊できないので鉄壁レベルの防御力を誇ります。

「水雲の聖沌 5u170n」
サンプルでは2枚の採用ですが、増量しても良いかも。相手をフリーズしつつライオネルやパピロニアがトリガーで出てくるので、序盤の受け性能とカウンター能力が両立しているのがメリットです。

創生と終焉のゼニスパーク
ゼニス組見せて相手が2ターンフリーズした時の脳汁が以上。そうでなくても1ドローが嬉しい受け札なので、ピン採用することで結構頼りになります。パピロニアで仕込む事も出来るので地味に腐りにくい。

サンプルにはベートーベンを採用していますがぶっちゃけ無くても強く、それ以外には高いカードも殆ど無いので是非とも騙されたと思って組んでみて下さい。多分今これを読んで想像している50倍くらいは強いと感じるはずですよ。

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