いきなりつよすぎるデッキで経験者を泣かせよう！

デュエル・マスターズ界に激震が走る。今月のコロコロで既に話題になっていた来年度のスタートデッキ「いきなりつよいデッキ」ですが、なんかビックリするくらいの大盤振る舞いを見せています。間違いなくスタートデッキ最強、どころか無改造のストラクチャー全体で見ても1,2を争うレベルのデッキパワーを持っています。今の環境を踏まえてさえ、無改造のデッキで恐らく大会でも戦っていけるレベルの名に恥じないつよさを誇っているような気がします。そして今回のデッキ、2つとも初心者向けとしてはかなり敷居が低く分かりやすい勝ち筋のあるデッキですのでここからスタートするにもかなり良いデッキなので、今日はこのデッキがどんなテーマかの解説と、何がすごいかの解説を行っていこうと思います。皆もこのストラクから初めて、既存プレイヤーの心をバキバキにしよう！

凄い速さを感じる。

攻めの王道は所謂「赤単速攻」と言われる伝統的な速攻デッキです。コストの低いクリーチャーをとにかく早期に展開して相手が強いカードを出す前に勝ちを目指す、という昔からデュエマでは強かった動きをしつつ「ブランド」というマナ軽減を行うフィニッシャーで勝負を決めに行く、というデッキです。デッキにはメインフィニッシャーである「我我我」が4枚、サブフィニッシャーの「罰怒」が2枚とがっつりデッキコンセプトが搭載されており、「ソンクン」による柔軟性も担保されたかなり完成度の高いデッキとなっています。よく採用されている「カンゴク入道」こそ入っていませんが、あちらはやや扱いが難しいので初心者は「とにかくクリーチャーを展開する」「兎に角シールドをブレイクする」の2点を意識してプレイするだけで勝ちに繫がるデッキと言えるでしょう。慣れてきたら「カンゴク入道を入れて安定性を上げる」か「襲撃者「鎧」ドライブや罰怒ドライブを増やして即効性を上げる」等改造の幅広さも魅力です。

元祖「受けデッキ」の正統進化

守りの王道はブースト呪文によって「ヘブンズ・ゲート」早期発動からの大型クリーチャーの展開を狙う「天門」と呼ばれるデッキです。通常この手のデッキは手札枯渇が課題になることが多いですが、巨大設計図による補充がその欠点すら補います。前述の「ヘブンズ・ゲート」や「ホーリー」等の強力なSトリガーや大量展開したブロッカーによって防御力も高く、並のデッキでは殴り切ることも困難です。デッキコンセプトそのものは単純ですがプレイングが重要なデッキなので、使っていて遊び甲斐のあるデッキと言えます。

どちらもデュエマは勿論、カードゲームとしての基礎的な部分が味わえる大変優秀なデッキなので、是非ともこれを期に初めてみてはどうでしょうか？僕は小学生にこんな強いデッキでボコボコにされたら号泣する自信がありますけどね。