見出し画像

パワカだけど評価が難しい「鬼火と魍魎の決断」

最近、金曜日に銀河最速生開封をやる所為で脳が情報を処理しきれずにカード評価が難しいです。疲れきった頭でズラズラとテキストを読んでも強いかどうかの判断がつかないんですよね…あれ?こんな話前にも書いた気がするな…単に脳が老化しているのかもしれません。

まあそれは兎も角、今日の評価は「鬼火と魍魎の決断」です。このカード、評価がすご〜く難しいんですよね。強い要素と弱い要素がかなりハッキリ有るうえにそれぞれが干渉していないから今のデュエマに刺さるか分かりにくい。各効果ごとに考えていきましょう。
まず3コスト以下のエレメント除去、これは問答無用で強いです。単純に考えても4コストで出来る2除去としてはスペックが高く、範囲もかなり広いのでかなり便利。これを目的にせずにそういう使い方もできる、というパーフェクト呪文らしさが最も活きる効果と言えます。
次に3コスト以下の蘇生&SA化。恐らくこれを主目的に採用するであろう一方で、最も有効かどうかが分かりにくい効果でもあります。というのも、現行のデュエマってビートダウンでただリーサルを組む打点を揃えるだけなら4ターン目ってそれほど難しくないんですよね。種族らのアシスターサイクルを始めとしてコスト軽減が割と一般的な昨今、しかも火文明が入るとなれば下準備込みで即時打点を3コストを2体揃えるなら、たとえば次段のヨビニオンギミックなんかも有るわけで。とはいえ、やっている事自体は強力で汎用性も有るのでかなり評価が難しいですね。赤黒邪王門でジャドク丸2体蘇生とか、それだけでゲームエンドに持ち込める可能性もありますし。
最後のハンデスは、セルフハンデスとはいえかなり強力だと思います。とはいえ、ハンデス自体の質も向上していることを考えると連打系でリソース切れを狙うのが必ずしも最良とは言えなくなってきているのも事実なので、これもやはり判断が難しいですね。ハンプティルピアを先の効果で蘇生できる事を考えれば、それを目的に採用して居ないときはセルハンで、みたいな応用が効くので腐りにくい効果では有りそうですね。

総じてカードパワーは高く汎用性も有る事を考えると、かなり使い道は有りそうな気がします。但し現状4〜5コスト帯はあらゆるデッキで激戦区でも有り、赤黒カラーリングがブースト向けではない事も踏まえると枠を割く余裕があるのかという疑問も有ります。コンセプトを張るタイプのカードでは無さそうなので既存の過去デッキや今後生まれるデッキで採用が出来るのかは割と見ていく必要がありそうだなと思っています。


いいなと思ったら応援しよう!