見出し画像

2023に遊戯王で勝つには如何に回しきるか、回させないか

大会向けにLL鉄獣を調整しようと思ってデッキを見てたんですけど、正直やっていて今の環境に合わないと思い断念しました。強みが活きるタイミングが殆ど無いからです。回ったときの制圧力であれば最新の環境にも全然引けは取らないと思うのですが、如何せん手札誘発があらゆる角度から飛んできたり手数で初動を動かしきるデッキに対して、あくまで2枚初動から強力な制圧布陣を敷くタイプのデッキでは些か分が悪いと言わざるを得ないというのが実情だと実感しました。遊戯王に復帰して、生まれて初めて組んだ大会向けのデッキだったLL鉄獣が環境落ちしたという事実は、やはり寂しさを感じてしまいました。

今環境、というよりここ一年の環境デッキはその多くがデッキ内にあるカードの殆どに初動としての役割をこなせるテーマが活躍している印象があります。スプライトティアラメンツから始まり、ピュアリィや神碑、超重武者、最近だとR-ACEなんかもそれに近い気がします。
ここ最近の新規テーマは最終着地点がどのデッキも大概強力であり、その部分で競うメリットがあまり無くなってきているのが実情だと思います。言ってしまえば「回しきってしまえばどんなデッキでも勝てる」のが今の遊戯王であり、例えば環境一線級とは言えないヌーベルズなんかでも一時期大会入賞の報告が出たことはその証明と言えるでしょう。
ならば、今の環境的に強いと言えるデッキは何かと言う話になるわけですが、それが前述した初動の手数が多いデッキということになるわけです。如何に回しきるか、回しきらせないか、ということが現環境では最重要課題であり、これを意識することが勝ちにつながるんじゃないかな?と思っています。割とありきたりな話ではありますが、良ければ新しくガチデッキを組むときや調整を行う際に一考して頂けると嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!