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妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活26

■嘘から始まるギャルバンとブリットポップ

社内ライブのおかげもありスタジオに入る楽しみを得て。
ドデカい音を思いっきり出せるし大きな声で歌えるしで。

ドラムセットもあって、ヘタなりにも練習出来たりとか。
こんな楽しい環境は無い!と時間多めに取ってみたりで。

ただ社内ライブは不定期で年一くらいの頻度でもある為、
いつでも入れる様な環境にあらずでフラストレーション。

そんな中バイトの女性がバンド組んでてドラム居ないと。
ドラムだけシーケンサーで音出しして練習しているとな。

今回はここらへん ブリットポップムーブメント

その女性はベース担当、生ドラムでベース弾きたいそう。
話の流れで、簡単なエイト位で良ければ叩けますよと私。

スタジオに入って音出ししたいが為の、ちょっとした嘘。

本当ですか!なら他のメンバーに聞いてみますねと喜び。
数日後ドラム叩いてくださーい!との打診が来てしまう。

やっちまった、、、ちょっとした嘘が大嘘になっちまう。

バンドのレベルも知らず音も聴かず打診したドラムの件。
しかもギター×2とヴォーカル、ベースの四人で全員女性。

おめぇー全然叩けないぢゃねぇーか!って罵られるとか、
全員女性の中で男が私一人とか、色々怖いと頭抱えてて。

取り合えずバンドの音を聴かせて下さいとテープもらい、
いざオリジナルの数曲をテープから流してみると、、、。

ドラムの基本であるハイハット、バスドラ、スネアの音はどこ?

これ今までどうやってリズム取ってたんですか?って位、
全くもってドラムの体をなしていないリズムパターンで。

これはイケる?このまま何となくでドラマー然出来るぞ。
まともに叩いた事が無いドラマーがここに誕生出来るぞ。

取り合えずベースのバイトさんに今まで大変だったねと
声をかけつつ、これからは生ドラムでリズム刻めるねと。
はい!凄く楽しみです!と満面の笑みを返してくれてて。

私のブリットポップ・ロックはこの面々 オアシスはちょこっとだけ

取り合えず新宿行ってスティックだけ買って手首まわり、
左足のリズム取り等、自宅で出来る練習をやってみたり。
時は来た!初めてのスタジオ練習日にササッと手際良く、
スネアの位置調整してますの体で一人でガンガン練習し。

凄い!初めてドラムのいる音出しが出来る!と感動され、
あははぁと顔は笑って心は焦りまくりの私は必死だった。

女性の声でしっかりした歌詞もあるオリジナル曲なので、
無茶苦茶なドラムパターンをエイトビートに変えたりで。
取り合えず聴き易いパターンに解体し作り直ししようと。
そういった提案しつつ実は作り直す過程でドラム練習し。

練習終わりでいつも簡単な食事をしつつ色々お話してて、
女性がとっつきやすい?ブリットポップがお好みの様子。
なのでリズムも90年代に流行ってたパターン構成にして。

とはいえ叩ける様になった訳でも無い為、色々と工夫し。
ミディアムテンポな曲にブラシスティック使ったりとか、
ハードロックドラマーがするスティック逆さに持ったり。

わざわざ黒いスティックにしたり、ブラシスティックで雰囲気だしたり

クォリティーが短期間で担保出来ないからと見せ方とか、
元々あった変な?リズムパターンを叩き易くしたりとか。
基本では無いリズムパターンを曲に合わせて組み直して。
でも必死な分、割と簡単なパターンは叩ける様になって。

ただブリットポップ台頭は結構助けになったと思ってて、
下手クソだったとしても雰囲気モノ?で聴かせられると。
ここで女子高生ダマす私の音楽性が大鉈を振るい始めて。

よく聴いてたスウェードなんかも結構ためになったかと。

勿論、ブリットポップ勢がヘタウマと言ってる訳でなく、
ある一定のパターンを掴めば後は雰囲気で押し切れてて。
ブラーとかスウェードを聴いてて良かったなと思いつつ。

オアシスは好んで聴いておらずバンドメンバーに借りて、
やっとこさ聴いていた様な思い出、うんうんブラー好き。

■D'You Know What I Mean?/Oasis

何だかオアシス三枚目のアルバムが発売される迄の期間、
ラジオで散々この曲が流れていて、一時間毎に流れてた。

ミュージックビデオ解禁されるとただ事じゃない雰囲気。
あれ?何だかいつの間にか大御所感が漂うバンドな感じ。

確かに、確かにオアシスはカッコいいと思いましたけど、
何だかオアシス=今の流行みたいな流れになっていたと。
「OASIS」記載のTシャツ着てればカッコいい的な感じに。

その後の新日本プロレス、蝶野さんの「NWO」に繋が、、、らいなか。

ガッデムですね、はい NWOのTシャツは買いました

とはいえこの時期の洋楽は80年代同様にテンコ盛り状態。
とはいえどれか一組を選ぶほど思い入れも無くてですね、
聴いていくだけで精一杯な感じでライブも行っておらず。

ブリットポップなムーブメントは非常に良かったけれど、
オアシスの終焉と共にUK側のパワーも無くなってた様子。

今となってはギャラガー兄弟もスウェードも頑張ってて、
ブラーも復活して団子状態極まれりな状況ですけれども。

どちらかと言えば、この時期のブリットムーブメントを
CDで聴きながら楽しんでアメリカンなグランジも物色し、
来る2000年代以降のコズミックロックに期待してたかな。

■ブリットポップ?ロック? 90年代のムーブメント

80年代後半くらいからジワジワ日本にも来ていたブーム。
ストーン・ローゼズや808ステイトとか、新しめのブーム。

そこからブリットポップと言われるムーブメントがあり。
ロックではなくポップになるのか?ロックはアメリカか、
ニルヴァーナとかグランジな感じがロックだったような。

社内バンド活動とかもありアメリカンな音楽を聴き始め、
ニルヴァーナやらベックの洗礼を受けオアシスは後手で。

実はコッチ側の影響が強い90年代 ネヴァーマインドは要編集

ベックの俺は負け犬ルーザーは、ラジオから流れて衝撃。
90年代みんなやってたリズムパターンにスライドギター。
ベーシックなロックフレーズに新しいパターンの相性が、
こんな単純な構成を何で今まで誰もやらんかったのかと。

あとニルヴァーナはただただ単純にカッコ良かったかな。
ニルヴァーナの代表曲な感じをその後のベックがやって。
意識はされてないだろうけど質感が似ててニンマリして。

この同じ時代な二組に影響受けたのでオアシスは後手で。
ただスウェードとブラーだけはCD買って聴いてたかなと。
特にブラーが私の中ではブリットポップになるのかなと。

誰から手を付けて良いか判らない位の団子状態な90年代。
やっぱりオアシスですかね、極悪ギャラガー兄弟好きよ。


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