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妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活51

■押し寄せるDVD化の波 どうする自宅のVIDEO&LD

90年代半ばからプレステの登場によってソフトが光ディスクへ。
それまでフーフーッからのガシャコンだったカセットからCDへ。
音楽もゲームもカセット棚とCD棚で場所が増えつつありまして。
これに併せレコードとLDも膨らみ続けていき棚に埋もれる部屋。

FFⅩ 今はPCでたまに遊ぶ&自宅にあったメモリカード、、、

ビデオも三倍録画で一本のテープに三作映画入れても増えてく。
俗に言うオタク部屋な様相を呈していき親に少々心配されつつ。
集め始めてから数年でここまで増えるかという位ドンドン増え。
しかしそんな状況に追い打ちをかけるが如くプレステ2が登場。

そうですゲームのみならず、このゲーム機DVDが観れるんですわ。
併せてその前後から過去映画をDVDで安価に再発しはじめていく。
自宅内のビデオやLDを眺めつつ今更DVDで買い直しはないでしょ、
うんうん今のままで十分と自分を言い聞かせDVDに手を出さずで。

FFⅩをやりながら現実逃避なプレステ利用を継続してたのですが、
見つけてしまったのです、過去に買ってた吉川さんのCDに付録が。

クリスマス時期に限定で発売された I WRITE THE SONGSというCDで、
なんとここにボーナスディスクとしてMV入りのDVD付録でついてて。
折角だからとプレステで初DVD体験をしてみたら画像の良さに驚愕し。

最初のブラックバックが漆黒でそこに白字で文字が鮮明に浮かぶ。
あぁ、、、こんなに綺麗な映像でライブや映画みたいなぁとなり。
取り合えず最初に社販したのがやっぱりブレードランナーだった。
会社の先輩方から、お?ついに手を出しましたねぇとからかわれ。

ブレードランナーで体感した映像美、もうこれは引き返せないと。
ムラやモワッと感が無く全体的にメリハリのある落ち着いた映像。
LDでも十分綺麗だと思ってましたが、ここまで違ってくるのかと。
でもまだ現実逃避、気が向いたら好きな映画だけ買い直そう程度で。

そんな思いも束の間、最終的に決定打となったのがマトリックス。
私は巷のマトリックスブームを横目で気にしながら平静を保って、
最初はレンタルビデオをダビング!して見てた位だったのですが。

しかしこの頃から特典映像なるボーナス!が映画と別に入ってて。
そうなんです今までは映画のみ、たまに予告編付きのパッケージ。

DVDになってから映画に別途ボーナスが付いてくるじゃないですか。
キアヌ好き映画も良いマトリックス、特典映像に負けてDVDを購入。
ここから現実逃避を諦め数年かけDVDへ買い直し旅が始まるのです。

お薬飲むと、どんな事が起こるのやら~

■マトリックスとキアヌ・リーヴス

今更語る事も無い程に擦られ過ぎている映画なマトリックスです。
特に映画の内容には触れないけれど来る2000年に向けて大ヒット。
キアヌさんについて私は元々大好きでしたので繰り返し見ており。
JMで苦い思いをした(失礼)SFだったので一抹の不安ありつつも、
だけど流石のワーナー映画でございましてカッコいい映画でして。

マトリックスまでの道程 そういえばキアヌさんはベーシスト!

マトリックスの一本目はDVDが飛ぶ様に?売れた覚えがありまして。
その少し前にジブリのもののけ姫がDVD化されてプレーヤーも売れ、
その後PS2の発売も重なってこぞって皆さん買ってた様な気がする。
会社の先輩はDVDプレーヤー購入時にもののけ姫が付いてきたとか。

最初のマトリックスDVDは結構ブロックノイズ多かった様に思って。
特典映像を詰め込み過ぎたのか、まだまだ発展途上なDVDの仕様か。
マトリックス・リビジテッドなるメイキングメインのDVDもあって、
そこに全部の特典入れて2枚組で出してくれれば良かったのにとか。
これBlu-rayになって全部一枚のディスクに収まってちょいと感激し。

徐々に違う映画になっていったような、、、(失礼)

90年代から続く考察が渦巻き語られ続ける映画でもありまして。
そういった部分で沢山のファンがついた様な気がしております。
私は特に考察等で踊らされる事は無く至ってシンプルに楽しみ。

PC性能を上げるソフト&させたくないソフトとの闘いと観てて。
未だPC上でアンダーソン君とエージェント達が走り廻ってたり、
なんて日頃からPC操作時に思い出したかのようにほくそ笑んで。

■劇中に流れるインダストリアル・ミュージック

元々は80年代の終わり頃から90年代始めのテクノっぽい音楽か。
90年代に入って本格的にメタルなギターが絡んで無機質な感じ。
ロッキンオンか何かでミニストリーが紹介されててジャケ買い。
そこからゴリゴリなインダストリアル・メタルを聴く様になり。

テクノな方々は多分プロディジー方面を聴いていたのかなぁと。
打ち込み好きな会社の先輩はプロディジー聴いていた様な気が。
エイベックスから出てたのでレイヴ系な方々?と勝手な認識で。
私は継続的にミニストリーを会社でガンガン流していたような。

時を同じくしてドドッとインダストリアル系な方々が表立って。
ナイン・インチ・ネイルズなんかは結構売れてたのかなと思い。
でもオアシスと同じく何だかファッション的な方面が強い様な。
NINのTシャツを皆が着ていた様に思うのは私だけだったのかな。

ドイツからラムシュタインとかも出て来てたけど話題にならず。
それよりもマリリン・マンソンの方が結構話題になったのかな。
私はもうあのお顔が怖くてCD買えないよと思いつつ聴くだけで。
もうちょいとどうにかならなかったのかなぁあの時のお顔立ち。

ミニストリーもマリリン万ちゃんもラムシュタインも怖いのね。
そういうジャンルだと言われちゃうと返す言葉も無いんですが、
音楽は好きなんだけどもうちょっとポップさをと思ったもので。
あ、だからナイン・インチ・ネイルズは売れたのかなぁと思い。
ま、ポップでは無いけど音楽聴いてる分にはそんなに怖くない。

そんな90年代を超え映画ではこのジャンルが大フューチャーで。
サントラ聴くにつけ贅沢なCDだなぁと思ったモノでございます。
より大衆に届けられたミニストリーにほくそ笑んでしまったり。
映画を観たり聴いたり贅沢だったマトリックスでございました。


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