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第44回ジャパンカップ(チェルヴィニアの不安点)

恐らく上位人気に支持されるであろうチェルヴィニアの不安点について解説します。

まず、JCは牝馬が好成績です。

3歳牝馬の好走率も、性別の年齢別で調べると最も高いです。

それにチェルヴィニアは同じ舞台のオークスも勝っています。
一見全く不安点が無いように思えますが、秋華賞の予想記事で詳細に書いてますでの参考にして欲しいのですが

そのハービンジャー産駒の重賞成績は以下のとおりです。

札幌と京都が良いのはわかりますが、東京もそんなに悪くないように思えます。
これがG1になると

京都との差が圧倒的になります。
そしてオークスは以下の図から

差し有利なレースだったと判断でき、上位3頭は展開に恵まれたけど3頭の末脚が抜けていたと見えます。

次に秋華賞ですが、まさしく圧勝と言う印象を受けました。
下図ではわかりにくいのですが、(恐らくやや前残り気味の展開)直線前が壁になる多少の不利がありながら、抜け出してからは余裕の脚色で、上がり2位ですが、ゴール前の余裕は上がり1位のボンドガールよりも、上に見えます。

個人的にはオークスよりも(京都の)秋華賞の方が抜けた強さを示したと感じました。

そして、以下は2012年以降のJCの3着以内馬の種牡馬です。

サンデー系 21頭
Kingmambo系 9頭
ロベルト系 2頭
Grey Sovereign系 1頭
というようにかなり偏りがあります。
もちろんハービンジャー産駒は0頭で、系統のDanehill系も0頭で
大広義のNorthern Dancer系すら0頭です。

少なくとも軸で考えるならサンデー系かKingmambo系が望ましいと考えます。その点でもチェルヴィニアはマイナス評価です。
それにチェルヴィニアの勝ったオークスのレースラップも、通常とは異なるんですよね。

なので、オークスの実績をそのまま鵜呑みにはできません。


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