第65回京成杯(予想)
1)参考記事
一昨年は馬連3点で万馬券を的中し、昨年は○▲決着(◎流しで馬券はハズレ)と言う割と相性の良いレースです。
昨年の参考記事は以下のとおり。
そして今年すが、以下のようになります。
どの馬が有力かと言う話になるのですが、ちょっと過去の1着馬の特徴を調べました。
2)血統
以下が過去14年間の1着馬の種牡馬別成績です。
こうしてみると明かに特徴があります。
前々から申し上げている通り、中山2000mはアップダウンがきつく、3歳になったばかりの馬には厳しいレースになります。それを克服するだけのスタミナが必要になります。
上記の種牡馬は、欧州系の実績か、日本で2400m以上の(自身・産駒)実績のある馬ばかりです。
3)新馬戦
次に1着馬の新馬戦での成績ですが、以下のとおりです。
14年で10回は新馬戦勝ちの馬です。
しかも全て1800m以上です。
そして新馬戦を負けた馬にも特徴があります。
以下が新馬戦を負けた馬ですが
・ダノンデサイル 1600m4着>1800m1着
・ジェネラーレウーノ 1800m3着>2000m1着
・フェイムゲーム 1800m8着>1600m5着>2000m1着
・エイシンフラッシュ 1800m6着>2000m1着
全て1800m以下のレースで負けて、2000mに距離延長をして勝っています。
2戦目以降に距離延長をしたということは、新馬戦(1800m以下)は忙しいと騎手が感じたからではないでしょうか。
新馬戦に関してはもう1つ注意しておきたい点があります。
以下が、新馬戦を勝った時のデータですが
全てRPCIとPCI3が60を超えています。
つまりゆったりしたペースの上がりの速いレースを勝っているということです。
しかも全て上がり2位以内です。
一瞬の脚を持っている馬という事になります。
4)1着馬候補
以上を踏まえて、過去の1着馬傾向に該当する馬を探します。
まず、今年の出走馬で新馬戦を勝った馬です。
RPCIとPCI3から、以下の3頭に絞られます。
そして未勝利勝ちの馬には過去の傾向に合致する馬がいません。
パーティハーンが唯一2000mの距離延長で勝っていますが、父系がミスプロ系で長距離実績もありません。
なので、1着馬は新馬戦勝ちの上記3頭の中にいると考えます。
ゲルチュタールはブリックスアンドモルタル産駒で米国型ダート血統です。
なので(1着馬候補からは)除外します。
ガルダイアは2戦目に距離短縮の1600m戦に出ています。
これが気になりますね。
1600mでも通用するスピードがあると騎手が判断したことになります。
そうすると残りはキングノジョーになりますが
ここで私が過去に何度か紹介したデータを改めて紹介します。
以下の記事の下の方で紹介してます。
「2歳10月11月の東京芝2000mの新馬戦で後1F:11.4以下且つ上り1位で1着」
該当馬が以下のとおり。
ヒシタイカンは新馬戦で故障して半年以上の休み明けで青葉賞で12着
キングノジョーも該当馬で、且つ0.4秒差で勝っています。
レース内容も直線で不利がありながらの快勝です。
気になる点はシルバーステート産駒で、2400m以上の重賞実績が無い点です。自信が故障で長期休養をしたため、適性距離が不明ですが産駒はOPまでなら2400m以上の実績はあります。
これが本命馬です。
対抗はゲルチュタール
やはり前走の中山2000mのレコード決着2着は評価しないといけません。
▲はパーティハーン
未勝利組で唯一の距離延長2000mの勝ち馬です。
6F連続12.5以下のレースラップレースを勝っているのも魅力です。
△はガルダイアを念のため押さえます。
人気馬ばかりなので、印は4頭とします。