冬の中山D1800m攻略メモ(2歳馬編)
まずは、以下のデータをご覧ください。
1月の2歳未勝利中山D1800m(良)の混合戦における性別の成績です。
圧倒的に牡馬が好走率が高く、牝馬はほぼ好走できないことがわかります。
冬場のダートは乾燥しており、パワーで劣る牝馬は苦戦するのがわかります。
次のデータをご覧ください。
データは2歳ー3歳の良馬場・混合戦の牡馬の集計です。
2つのコースの、1-3着馬の平均馬体重と全出走馬の平均馬体重をまとめています。
基本的に2歳から3歳前半までのまとめなので、
・徐々に成長(馬体重は重くなる)する
・重い馬から勝ちぬけている
という前提で見て見ると
中山D1800mは、冬の時期に好走馬と出走馬の平均馬体重に開きが生じます。
一方、東京D1600mは、早い時期が最も開きが大きく徐々に縮まります。
つまり東京D1600mは単純に馬体重の重い馬が有利で勝ちぬけていくのに対して、中山D1800mは、冬場に馬体重が重い馬が有利になるコースと考えられます。
恐らく、東京D1600mはスピードが問われ、中山D1800mはパワー(スタミナ)が問われるからだと思われます。
もう1つデータを紹介します。
良馬場と稍重との違いを比較したものです。
基本的に稍重(湿った走りやすい状態)になると、より1-3着馬と全出走馬の馬体重の乖離が大きくなります。恐らくスピードが問われるようになるからだと思います。
※恐らく他の競馬場でも似た傾向が出ると思います。
本日1月11日は中山は稍重開催です。
前走が良馬場なら、そこからパフォーマンスアップするのは馬体重の重い馬だと思われます。
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