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青竜S(予想)
まず、過去8年間の前走のコース別成績と前走レース別成績をご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1652507979093-MND7gmaLrl.png?width=1200)
意外なことに前走D1600mからは1着がいませんし、好走率もあまり高くないです。
![](https://assets.st-note.com/img/1652508135354-w6zE5aIwVS.png?width=1200)
一番上の500万を除くと、OPクラスのレースがずらっと並びます。
やはりOPクラスの厳しいレース経験が有利に働くと言えそうです。
一番上の500万は距離別に見ると
![](https://assets.st-note.com/img/1652508250763-g6Dd7fijzj.png?width=1200)
特に特定の距離に集中しているわけではなく
![](https://assets.st-note.com/img/1652508328298-yWHSs9hBeX.png?width=1200)
当たり前ですが、1着であることが前提になります。
レース間隔を見てみると
![](https://assets.st-note.com/img/1652508462407-7M5G6KBjfp.png?width=1200)
10週以上のゆったりとした間隔の馬が好成績で、特に10週から14週の場合はかなり好走率が高いです。(※15週以上は好走歴無し)
基本的には勝ち抜け方式なので、直前の1勝Cよりも早めに勝ち上がった馬の方が素質が高いということでしょうか。
これを踏まえて、予想を行うと
まず前走OPクラスのレースは
・端午S
・伏竜S
・カトレアS(11着惨敗)
がありますが、カトレアSは無視してよいかと思います。
そして端午SはD1400mのOPで、既にD1400mは今年はあまち評価できないことは既に説明済みです。
一方伏竜Sはこれはかなりレベルが高いと思ってます。
勝ちタイムの1.52.1は、2001年以降の21年間で重馬場開催を含めても2番目に速い勝ちタイムです。(1位は重馬場)
同タイム2タイの21年1着ゴッドセレクションは、その後兵庫CS2着>ジャパンカップダート2着に好走しました。ゴッドセレクションは2-3着を0.5秒差、4着を1秒差に離してましたが、今年は2-4着まで0.2秒差です。そして2着のノットゥルノは兵庫CS2着、3着のペイシャエスは次走1勝Cを0.8秒差の楽勝をしています。つまり1-4着までハイレベルの馬だったと考えられます。(5着は0.9秒差)
この伏竜Sのレースラップを見てみると
![](https://assets.st-note.com/img/1652509958616-uE5w2c44M5.png?width=1200)
中間が速いことがわかります。
個人的な判断ではなかなか底力の問われたレースだと思いますが、最後あまり失速していないことを考えると、後ろから追い上げるのが難しかったレースだと思います。似たケースで上記のクロスリーガーの勝った年のレースラップも後半が速いレースラップ(この年もハイレベル)ですが、上がり1位で5着に負けていたノンコノユメが次走青竜Sで1着に好走してます。
なので、3着ペイシャエス、4着オディロン、5着ホウオウルーレットの中では、東京D1600mという条件下では(上がり1位で)4着オディロンが最有力だと思います。5着ホウオウルーレットは今回も人気すると思いますが、取りこぼしたのではなく、ハイレベル戦で足りなかったという見解です。血統的にロージズインメイ産駒という事もあり、今後ダートのトップレベルで活躍するのは難しいんじゃないかと思っています。
ちなみに、1-4月の中山D1800m(良・稍重)で、タイムが1.53.0以下且つ2着以内且つ自身の上がり3F:38以下の馬は2001年以降8頭いて
![](https://assets.st-note.com/img/1652510625917-R8mSJlXJj3.png?width=1200)
この該当レース後の2走以内でダート戦を使った場合の成績が
ゴッドセレクション 兵庫CS2着>JDD2着
クロスクリーガー 兵庫CS1着>JDD2着
リアファル 兵庫CS2着>鳳雛S3着
ナンヨーリバー 兵庫CS1着>JDD5着
ビッグウルフ 伏竜S1着>兵庫CS1着
という成績です。
今年はこのデータに該当する馬が3頭いるという事になりますね。
次に前走1勝Cですが、3頭1着馬がいます。
ウラヤ(間隔12週)
ハセドン(間隔12週)
ダンディジャック(間隔3週)
ヴァルツァーシャル(間隔3週)
ペイシャエス(間隔4週)
リッキーマジック(間隔15週)
スマートラプター(連闘)
この内D1400m組を消すと
ハセドン(間隔12週)
ヴァルツァーシャル(間隔3週)
ペイシャエス(間隔4週)
リッキーマジック(間隔15週)
の4頭になります。
ペイシャエス(間隔4週)は先ほどの1.53.0以下のデータに該当するので、当然評価してます。
ハセドン(間隔12週)は、上がり37.0という速い上りを使っているのですが、時計が遅いんですよね。東京D1600mに対応できるか不安があります。
ヴァルツァーシャル(間隔3週)は1.35.7という非常に速い時計を持っています。実は2001年以降3歳1-5月で35秒台で勝った馬はこの馬だけです。
しかも上がりが35秒台という非常に速いタイムです。
この馬も評価できます。
リッキーマジック(間隔15週)は、1勝Cでヴァルツァーシャルを負かした馬です。
但しその時のレースラップは
![](https://assets.st-note.com/img/1652511763249-NUw10dM1G1.png?width=1200)
中間の緩みの少ない、あまり東京D1600mぽくないレースラップであまり瞬発力が問われていません。
このレースもハイレベルで次走1勝Cを勝ち上がった馬が4頭、2着の馬が1頭いるレースなんですが、そのまま青竜Sの好走につながるかどうかちょっと怪しいです。(レベルが高いのは事実ですがD1400mとかそっち向きかもしれない)
以上を踏まえて予想を行うと
【予想】
◎ オディロン
○ ペイシャエス
▲ ヴァルツァーシャル
△ リッキーマジック
△ ハセドン
◎○の馬連・ワイドに期待したいですね。
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