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第56回函館2歳S(レースの解説)

今年最初の2歳戦重賞ですね。
世代限定戦好きの私も気合が入ります。



1)過去の参考記事

過去の参考記事は以下のとおりです。

2)レースの傾向


データの対象は良・稍重の10年以降です。
◆性別

あまり差はないです。

◆馬体重

牡馬は馬体重が重いほど好成績な傾向があります。
牝馬はその傾向はありませんが、1着馬の8頭/11頭は馬体重460kgという事は覚えておきたいです。

◆前走クラス

前走新馬戦組が優秀ですが、特に仕上がりの早い牝馬は新馬組が優秀です。


◆前走脚質
<前走新馬>

前走ダートの場合は、逃げて上がり1位の馬しか好走例はないです。
それ以外は消しで良いと考えます。
今年は前走新馬でダートは3頭登録がありますが、逃げて上がり1位はリリーフィールドだけです。


前走芝組も、基本は前走4角4番手以内で上がりが速い馬です。
例外的に後方から2着馬が1頭しますが、この年は上がりの遅い年で、追込み馬の1-2着の年ですから、よほど展開の助けが無いと厳しいです。

今年の前走新馬芝組は全頭4角4番手以内なので、消せる馬はいませんが
上りが6位以下の
・オイランブチ
・グランカメリア
・ヒデノブルースカイ
は、軽視しても良さそうです。


<前走未勝利>
前走未勝利のダート組は好走馬がいません。
なので今年のオカメノコイは軽視できます。

前走芝の場合は

4角4番手以内から上がり1位の馬がほぼ対象です。
例外の馬は14年のタケデンタイガーで、未勝利戦の前3F:33.5という超ハイペースを逃げて勝った馬でした。

今年は3頭前走芝未勝利組がいますが
オンザブルースカイ 上がり2位で2着
シュードタキライト 上がり1位
チギリ 上がり2位
なのでシュードタキライトが残ります。
※チギリも2位なので可能性は0ではないです。


3)最近の傾向


まず、前3Fと後3Fの推移グラフです。

昨年重馬場、一昨年が稍重という影響もありますが、タイムが遅くなる傾向にあります。
近年変則開催があったので、ちょっと理由を調べ切れていないのですが少し気になる傾向です。


次に3着以内の好走馬の3角の位置と、前走コースです。


ここで気になるのが、前走コースです。
少し前までは、前走新馬戦1200mを勝ち上がった馬が有力だったのですが、近年は前走ダート組や、未勝利1200m組の活躍が目立ちます。

近年前後差の数値が大きい傾向になるのですが、これと関連しているのかもしれません。
前後差の数値が大きいという事は、失速があるという事です。
それが、ダート戦の経験や未勝利戦でレース経験を積んでいるのが有利に働いているのかもしれません。


これらを踏まえて、本格的な分析を行いたいと思います。


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