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今月の学びのテーマ「価格が分かれば、世界が見える」!
毎月の第3水曜日は、月例の「人生とお金の学び場」というイベントを、一般の方に向けて開催しています。普段は仕事としてセミナー・ワークショップを受け、教育機関とNPOさんには無償でも開催をしておりますが、自分達でごくごく一般の方を集める場も大事だようなということで、昨年より始めました。まだ今回で5回目ですが。。
今月のテーマは「価格がわかれば、世界が見える」です。今回も多様な一般の方が集まってくれました\(^^)/
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まずはモノの価格から考えていきます。そこから段々と資産の方へ。。
新NISAも始まり、投資信託を通じて企業や不動産などの資産を買い始めている方は多くなっていますが、中に入っているそれぞれの個別資産の価格決めについて学ぶ機会は、なかなかありません。
例えば実家の家業が和菓子屋だったとして、この事業の価格をざっくり計算できるでしょうか。それは上場企業と何が違うのでしょうか。とある住宅について、周りの相場を見ずにおおよその価格を想像できるでしょうか。
昨日の例で言えば、チーム毎に予測される資産価格を黒板に書き出してもらうと、そこにはなんと7倍!の開きが。。。このテーマを取り上げる意味は大きいと思います。
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実際、資産には社会的な本源的な価値があるということを知らないと、NISAやiDeCoなどで腰を据えた投資をするのはなかなか難しいと思っています。投信の価格が、政治ニュースやネットの書き込みなどで、ランダムに動いているように見えてきます。XX国は成長しているからそこの資産を持つという発想にもなりがちです。
もちろんマクロ要因もあるのですが、それはあくまで主従の従。あくまで実需のミクロでの価格形成が資産価格の軸になります。これは個人投資にとって大切な長期の投資になればなるほど、ミクロが大事になります。
昨今、個人にとって、事業承継や副業で事業を持つというイベントが当たり前の世の中になり、IPO目指して起業したり、ストックオプションをもらって勤めるという人生の選択肢も広がっています。ミクロからの資産価格のリテラシーがあると、人生の選択肢がより広がると思います。
これが分からないと、なんだかIPOは凄いのだとか、IPOとは株を抽選で当てる投資のことだ、のように歪んだ見方になってしまうでしょう。
来月からも一般の方向けの活動をコツコツやっていきます!