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新しいカレンダー風家計簿を始めてみました!①

今日は毎日のお金の管理について、いわゆる家計管理について考えてみます。先月から、新しい取り組みを始めました!こちらです。

なんじゃこれ?ですよね(笑) ネットからタダのカレンダーをダウンロードして、プリントアウト。毎日、使った額を足し上げて各日付の中に書いていきます。そしてリビングの目につくところに貼っておきます、というように使ってます。

すごい古典的で、何かにヒントを得た訳ではないのですが、ある日に思いつきました。「記録する」「見える化する」というポイントを抑えているので、なかなか効果があるのではと思っています。これをやっていると、買い物をするたびに、今日は合計で幾ら使った、と考えるようになるんです。買い物の頻度を減らそう、無駄なモノを買わないようにしよう、これは必要なかったかな、思ったよりXXが多いなとか、日々のお金の使い方に非常によい規律が働いています!

私自身、①生活口座と蓄財口座を分ける、②銀行口座を目的に応じて複数持つ、③家計簿ソフトで集計をする(マネーフォワードさんの月500円のソフト)、の3つを軸に家計管理をやってきていましたので、このカレンダー家計簿は4つ目の施策ですね。

さて、家計管理を行う目的とはなんでしょう。それは、お金という有限な資源を、自分達が望むようにきちんと使えているのかを考えて生きる、ことなのだと思います。

なんで家計管理など、面倒くさい事をしなければならないか。その理由は、自由市場経済であるこの世の中には、本当は自分に必要のない消費させるような罠が沢山しかけられているからだと思っています。キラキラしたライフスタイルを見せたり、人気の芸能人を広告に使ったり、人の恐怖や本能に訴えかけたり、サブスクするとお得だとうたっえたり、企業はもうありとあらゆる手段で消費を促してきます。博士号の心理学者を集めてモノを売るためのマーケティングとセールスに落とし込み、徹底的に我々の財布を攻めてきます(MBAの主要科目であるマーケティングは、心理学、つまり脳の仕組みの勉強です)

我々はそのような「消費しろ!」という刺激に日々、晒されているわけです。さらに厄介な事に、一昔前は、家の外に出なければ、モノやサービスを買うことはできなかったのですが、今ではベットの上で寝ころびながら、オンラインでモノやサービスを買う事ができてしまいます。

もう現代の我々は、一日中、何かを消費するように迫られている、非常に厳しい環境にいるのです。消費者側が、何らかの対応策を講じないと、一生、企業に養分を吸いあげれる消費の奴隷として生き続けることになってしまうでしょう。これでは、自分や家族の人生が豊かで幸せなものにはならない。

我々が、やるべきこととしては、結局は、家計のPDCAを回すことですね。Plan-Do-Check-Actionです。毎日の消費を記録して、一定期間で集計して、それを眺めてみて、反省をして(大体は使いすぎになりますので)、行動計画を立てる。そして、恐らく一番大事なのが、その計画を無理なく実行できるような仕組み、規律を取り入れる事でしょう。

先に書いた方法を少し詳しくみていきましょう。

①    生活口座と貯蓄口座を分ける:収入-貯蓄=消費、として、毎月末に使って良い額だけを生活口座に振り込んで、その中で生活をする。なお私の貯蓄口座は、証券口座になります(余裕資金は、世界の先進国株式か先進国国債に長期・分散投資しておくのが基本です。そして、より面白い、自分の人生のためになる、リターンが高い、社会的意義がある案件が「見つかれば」、それらへお金を動かします)

②    銀行口座も目的に応じて複数持つ:住居費や光熱費、学費や習い事が引き落とされる口座と、上記の生活口座、貯蓄口座は完全に別にします。混ぜるな危険。消費に回される額を制限してしまいます。

これに加えて、私は普段使うクレカは基本1枚しか持たない、しかも家族カードで一枚とする、ことも大事だと思っています(昔は日々の出費にはクレカは使わないというスタイルでしたが、ポイ活のメリットと、家計管理のデメリットを踏まえながら、今はクレカありでやっています)。引落しは生活口座に紐づけるか、PayPayなどのQR決済も、このクレカか生活口座に紐づけます。

実際のころ、クレカは他にも持っていますが、それは固定費の引落し(光熱費、保険料など)、大きな特別な買い物、海外旅行に行くとき(普段はポイント高いJCBが多いですが、海外は使いにくい)、また事業用の出費などに使っています。

次回に続く

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