MMA Cycles Report　Sep.13 2024　　　　　　　 メリマンサイクルズレポート

メリマンサイクルズレポート

回顧と展望

米国では目下大統領選が行われており、その中でも最も激しいと言われる最後の２カ月間が始まろうとしている。過去の選挙戦サイクルを振り返ってみると、９月10日～10月15日にかけて行われる世論調査で最もリードしていた候補者は、投票日当日までにそのリードを失う事が多い。そして今現在、どちらが優勢とは言い難い。様々な世論調査において選挙自体が接戦になると予想されており、過去の選挙戦サイクルとのサイクル及びジオコスミック面での相関関係もまた同様である。

過去の選挙戦サイクルでは、株価との相関関係はかなり安定していた。何故なら、誰もが大統領に新しい戦略や政策を実行するチャンスを与えたい―と考えていたからだ。新しい変革が実施される事への興奮と楽観的な雰囲気があった―という言い方も出来る。

最初の上昇の後、マーケットは選挙から16～25カ月後に重要な中期相場サイクルボトムに向けて落ち込む。その後、大統領の任期３年目と４年目は強気相場に戻る。これが（通常の）大統領選サイクルのリズムといえる。しかし最近の米国株式市場は、夏から投票日当日までの間に暴落する事も。今年もそうなるかも知れない。もしそうなら、年内に４年サイクルボトムが出現する可能性も否定は出来ない。


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＊メリマン氏の執筆時は、現地時間9月9日（海外マーケット）、
9月10日（日経､ドル／円）です。

＊　次回のＭＭＡサイクルズレポートは10月18日の発行予定です 　（遅延の場合はお知らせ致します）

☆相場の大きな変動によって重要変化日の★の数（重要度）も変化するの場合があります。
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