MMA Cycles Report Jan.13 2023 メリマンサイクルズレポート
回顧と展望
今回のレポートが2023年第1号、そして発行41年目のスタートである。
2023年1月第一週は、株式、金及び銀相場が上昇し、数カ月ぶりの高値を更新。(強気派にとっては)非常に良いスタートを切ったといえた。しかしこの時点で、水星と火星はまだ数日間逆行状態にあるため、この強気な動きが継続するのか、それともこの上昇の終焉が迫っているのかは、注目すべきポイントと言えよう。
因みに金相場については、2022年の年間安値をつけた日が11月3日であったため、これは火星逆行開始日(10月30日)から僅か4日後であった―という点は興味深い。火星逆行開始時に年初来安値や年初来高値が更新されると、火星が順行に戻る時間帯付近までその逆のトレンドが続くケースが少なくない。そして今回の場合、火星が順行に戻る1月12日(日本時間では13日)まで反落するかも知れない。
実は1月12~22日(日本時間では13~23日)にかけて、逆行を終えて順行に戻る惑星が3つ存在する。上記の火星順行の次は18日の水星順行。そして天王星は22日(日本時間23日)に順行に戻り、この異例の宇宙的イベントは終了する。
水星逆行は、下値支持線と上値抵抗線がしばしば破られるため、テクニカル分析や相場サイクル分析でも“ダマシ”の売買シグナルが出やすく、通常、取引には難しい時期である。
しかし今回は、火星と天王星の位置が、幾つかの金融市場の反転の可能性と、相場心理の爆発的なアクションの観点でより重要になると思われる。更に火星と天王星の両方が強調されているという点は、怒りが燃え上がり、各種の指導者が衝動的に行動し、反応しがちな危険な時期を示唆しており、状況は忍耐を必要とする。この時期は、事故やミスが起こりやすいので、1月、特にこここからの2週間は非常に不安定な月となるだろう。
そして当MMAのポリシーとして、水星逆行中は、ダマシのシグナルが誘発される傾向がある事からポジショントレーダへの新規売買は推奨しない。
続きはPDFファイルをご覧下さい。
*メリマン氏の執筆時は、現地時間1月9日(海外マーケット)、
1月10日(日経、ドル/円)です。
* 次回のMMAサイクルズレポートは2月17日の発行予定です (遅延の場合はお知らせ致します)
--------------------------------------------------------------------------------------*MMAサイクルズレポートは、メリマン氏独自の視点から分析し、情報提供を目的に作成されており、売買の推奨を行うものではありません。
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* このレポートは将来の見通しの適確性、または収益性を保証するものではありません。トレーダー及びレポートの読者は自己責任で取引してください。当レポートの筆者、発行人共に市場における各参加者の決断については一切責任を負いません。銘柄を問わず、現物、先物、オプション取引は高リスクを伴うと考えられています。
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