見出し画像

100バガー(100倍株)を探せ! 2021年5月17日号


【今週の動画はこちら】
https://youtu.be/SdZVWPUEUgE

※31分間の動画となります。


1. 100%バガー(2倍株)候補銘柄
HPCシステムズ 6597
マザーズ上場


銘柄コード  銘柄  上場年
6597  HPCシステムズ  2019年


最小・時価総額(億円) 現在・時価総額(億円) 2倍・時価総額(億円)
50.4  128  256


業態
化学技術計算用の高性能コンピューター(HPC)を販売。自社工場にて組み立てを行っており、HPCに対する高い知見とノウハウを有している。直近ではスーパーコンピューター「富岳」を使用したサイエンスクラウドサービスの提供を開始。


※上場年は、東証1部・2部・マザーズ・JASDAQへの上場年月日を記載しております
※ 100倍時価総額は、最小時価総額から計算を行っております。


1. ポイント
1. 科学技術計算用コンピューター事業(HPC事業)と産業用コンピューター事業(CTO事業)を主力としており、2020年代におけるAIの発展、データ解析の重要性が各分野に渡って浸透する事によって、同社が手掛けるHPCへの需要が高まっている。【HPCの販売は、計算科学や機械学習、人口知能解析の知見が必要となり、一定の参入障壁】がある。一般的なSI(システムインテグレーター)とは異なる立ち位置で事業を行うニッチトップ企業となる。


2. 世界のHPCの市場規模は、2025年には494億㌦(約5.5兆円)規模に達するとの見通しが出ており、【2020年の378億㌦(約4.2兆円)から年率5.5%の平均成長率】が見込まれている。日本市場は、世界市場の10%程度を占めると言われており、【4年後には年間5,000億円の市場規模】となる。IoTや5G、AIの進展によって、研究機関だけでなく民間企業での使用も増える公算となっており、市場環境は良好である。


3. 2021年5月13日(木)に決算発表を実施。【今期の業績予想を25.3%上方修正して過去最高益を更新】する見通しとなっている。HPC事業ならびに、CTO事業双方が成長を続けており、製造業並びに各種研究機関のコロナ影響が薄れる今期以降は、成長が継続する可能性が高い。

ここから先は

2,243字 / 1ファイル

¥ 1,998

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?