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MMA Cycles Report Oct.20 2023 メリマンサイクルズレポート
1. 回顧と展望
10月から11月にかけては、各種ジオコスミックサインが示唆するように、恐らくこの1年で最も危険(most dangerous)な時期であり、その危機は11月以降も続く可能性がある。これは、金や原油のような一部の国際商品(コモディティ)相場にとっては良い兆候なのかもしれないが、株式や国債のような他の様々な金融市場にとっては苦戦を強いられる時期になるかも知れない。また、多くのマーケットが急激な反転や価格変動を起こしやすい可能性が示されており、大きなリスクを伴う時期であると同時に、特別な収益機会を得る可能性のある時期でもある。
その代表格がNY金であろう。詳しくは金の項目で解説するが、★★重要変化日(10月10~11日±3営業日)のエリア内であった10月6日に中心限月12月限で1,823.50まで下落。そこからギャップアップした相場は13日には1,946.20まで上昇している。そして、10月6日の安値は14週に「短縮」されたプライマリーサイクル(以下PCとする)のボトムでもあった。
ジオコスミックの研究によれば、地政学的脅威を暗示するこれらの研究と一致して、金の上昇は終わっていない可能性がある。第一に、火星は11月24日まで蠍座に滞在している。この惑星と惑星サインの組み合わせでは、攻撃性と自身の財産を守る力が強く、これが戦争の脅威(火星)と重なると、この期間中の金価格は高騰する傾向が高い。第二に、10月31日~11月11日にかけて太陽中心のホロスコープの射手座に、運行中の水星が入居する(ヘリオ射手座ファクター)。この期間もまた、金(及びユーロ/ドル)の大きな上下変動の「特異日」であり、ファクター開始日当日から5営業日前までに「孤立した安値」をつければ急騰するケースが高く(確率は約7割)、「孤立した高値」をつければ急落するケースが高い。そしてこれは、マーケットとの関係以外では、地政学的緊張の高まりを示すもう一つの兆候といえる。
続きはPDFファイルをご覧下さい。
*メリマン氏の執筆時は、現地時間10月16日(海外マーケット)、
10月17日(日経、ドル/円)です。
* 次回のMMAサイクルズレポートは11月10日の発行予定です (遅延の場合はお知らせ致します)
☆相場の大きな変動によって重要変化日の★の数(重要度)も変化するの場合があります。
-----------------------------------------------------------------------------------*MMAサイクルズレポートは、メリマン氏独自の視点から分析し、情報提供を目的に作成されており、売買の推奨を行うものではありません。
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