この世は地獄だくっだらねえ
この話題ばかりでもううんざりしている気持ちもあるが、今回に限ったことではなくずっと引っかかっていたことでもあるので、いい機会として書くことにした。
画面の中の、多数の人の手が加えられ、彩られ、作られたコンテンツ。
触れた人々は十人十色の感想を抱く。
ある人々は作り手や素材に自分の気持ちを直接伝えにいく。
素材たちは傷をつけられ壊される。
壊した人を誰かが糾弾し、善人顔した通行人Aが加害者となり、加害者が被害者になる。
その繰り返し。まるで地獄だ。
くっだらねえ。どいつもこいつも、命をなんだと思っているんだ。
言葉の重みを知れ。自分だけの秘密のノートに書くべき悪口を、他人の家の塀に書くな。善意の仮面を纏ってリンチするのを今すぐやめろ。
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数字のために作られたコンテンツを真実だと信じ込み、内容や中の人を自分の物差しで測り、その人のSNSに直接悪意を書き込みに行く。
言葉は悪意を持たずしても誰かを傷つけてしまう、どんな刃物より鋭利であるのに、悪意を持って使用したらそれは無差別破壊兵器にもなってしまうもの。
それに傷つけられた人が自ら命を絶ち、周りにいたのに何もしなかった傍観者達は途端に亡くなった人を擁護し愛おしみ悲しむ。
そして悪意に塗れた言葉を書き込んだ人の住所を特定し、次は善意の名の元にその人を叩きに行く。
なんなんだこの世界は。
自分の中の正義が世の中の全ての人の正義だと思い込んでる人が多すぎる。
他人に何を言っても変わらない、他人を変えようとするくらいなら自分が変わった方が早いし確実だ。
だから私は虐められても正当な手段で戦ってきたし、打ち負かせない相手からは逃げてきた。
誰にでも優しい世界なんてない。傷つくことも悔しい思いをすることも人生において大切な経験だし、細心の注意を払っていても傷ついてしまう傷つけてしまう。生きるとはそういうことだ。
自分が強くなって勝たなきゃいけないときもある。
それでも悪なのは悪意を他人にぶつける人々だ。
汚い言葉を他人に投げつける人が嫌い。
それを見ながらなにもしない人が嫌い。
死んだら急に本人の美談を語り出す人が嫌い。
個人情報を特定して晒す人が嫌い。
そもそもこの国は法治国家である。
どんな悪事を働こうが、誰かに罰を与えられる人間は1人も居ない。
批難できる人間などどこにもいない。
我こそは神に任されたとでも言わんばかりに傲慢に長く伸びきった鼻を恥じてくれ。
その姿が誰よりも醜いことに早く気がついてくれ。
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あなたのその言葉が、誰かの大事な人を奪ったのだと。
あなたのその言葉が、かけがえのない命を叩き割ったのだと。
あなたのその言葉が、これからあなた自身に復讐しにくること。
しっかり頭においてこの先一生傷を負って苦しんで生きていってほしいと思う。
いや、嘘だ。
誰かの不幸を願うほど私は優しくないので、勝手に生きて勝手に死んでほしい。
ずっと抽象的な物言いで確信をつかず申し訳ないが、私には上手く言葉にまとめる能力がなかった。
感情論を抜きにして、いつかまたしっかり書きたいと思う。
読んでくれたあなたの世界が、愛に溢れた言葉で包まれますように。