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甘党は写真家になれない

今日も読んでいただき感謝です。
バイクで旅をする写真家 立澤重良です。

今回も自分用の書き出しをいってみたいと思います。
書き出しは脳内のモヤモヤを言語化し、それを外に出すことで空き容量を確保できます。

パソコンのHDDやフラッシュメモリーと同じです。
余計な情報を詰め込んで、最適化もしていないと動きが低下しますよね。私の場合はお気に入りの手帳に氣付きや考えをペンで書いておく、またはnoteに記事に書いておくことで脳内を最適化しています。

さて今回は【甘党は写真家になれない】という少々変わったタイトルでございます。

【腸は第二の脳】なんてお話を聞いたことがありませんか?

腸内細菌には善玉と悪玉があるというのは多くの方がご存知だと思いますが、実はヒトは脳だけでなく腸も使って考えていて、腸内細菌のバランスによって思考も大きく影響を受けるそうです。

悪玉菌が優位だと思考の質が悪く、善玉菌が優位になっている良好な腸内環境の人は思考の質が良いということです。人は考えていることが言動となり行動となり人柄となるので思考は大切です。

質のよい思考には腸内環境を整えるための食べ物が大事です。

すぐに思い浮かぶのは【乳酸菌】だと思いますが、残念なことに大企業がCMしているような健康風な乳製品を口にしても、乳酸菌の多くは胃酸で死滅してしまうそうです。

私の尊敬しているお医者様の話によると、乳製品は腸内でカゼインとなり詳しくは書きませんが体に悪く、乳製品を毎日摂るような人は乳癌や前立腺癌の人が多いそうです。私の学生時代の先生は3人も癌で亡くなりましたが毎日のように給食で牛乳を飲んでいたからでは?と思います。

もちろん癌の原因はストレスや臓器の冷え、その他の食生活も関係してきますが、少なくとも喫煙や飲酒は言われるほど原因ではないような氣がします。

誰でも知っていると思いますが砂糖も体に悪いです。

それも私たちが知っている以上に悪いそうです。
肥満や高血糖など様々な健康被害だけでなく、砂糖は腸内細菌の悪玉菌に「エサ」をやることになり、腸内が悪玉菌優位となるそうです。

誰かが「悪い奴は甘党が多い」と言っていましたが本当かもしれません。

刑務所に収監されると食べ物はまず砂糖の断絶がはじまるそうです。犯罪者は食生活も悪く砂糖中毒に侵されている場合が多い。よって腸内環境が悪く思考が「悪」なのです。

戦後、米兵が日本の子供にチョコレートを配った「ギブミーチョコレート」の話は有名ですが、あれは一説によるとGHQ(実質はアメリカ)が日本人を骨抜きにするための種まきとして、まずは子供たちを砂糖中毒にしたかったのだということです。

話が脱線しましたが甘党は写真家になれない、という話でしたね。

脳には記憶、理性、論理、計算や言語などを受け持つ左脳と
感情、イメージ、直感、潜在意識を受け持つ右脳があります。

そして日常生活ではあまり出番がないかもしれませんが想像することも右脳にあると考えます。

想像して創造すること。

これ写真に限らずすごく大切なことです。
少々おおげさですが想像が創造を生むことは人類の特権だと私は思います。無の状態から生み出す苦しみと喜び。
何より大切にしたいことです。

想像は右脳の仕事でもあり、腸の仕事でもあります。
右脳と腸が自律神経を介してどのような働きをしているか?は専門家でないと分かりませんが、腸内環境を整えて良好なマインドを持ち、日頃から右脳が運動不足にならないよう心掛けるのです。

つまり情報を頼りすぎたりお手本をトレースするだけでは脳が労働を怠けて運動不足になってしまう

簡単にいうと「自分のアタマでよく考えよう」ということです。

想像が創造を生み出す苦しみと喜び。
自分オリジナルであることが真の価値です。

さあ、写真のお話ですが初めてカメラを手にしたあの日を思い出してみましょう。カメラの説明書を読んで操作方法は分かったけど、どう撮っていいか右も左も分からず途方に暮れたあの時の感覚を。

どうしよう?どう撮るのだ?
と不安にかられ悩み考えましたよね。
その時に脳内のどの部分が活性化していたか。

写真には私が「写真のテンプレ」と呼んでいる構造パターンがあります。写真のテンプレは人それぞれですが私の場合はざっくり言って10パターンくらい持っています。

作例で説明してみましょう。

この2つの作品はフィボナッチ螺旋構図で主題を配置して、望遠の画角を利用して海の青、桜のピンクという色背景紙を作った構造です。

標識やガードレールは色や図形、導線効果といったデザインの観点で効果的になるよう写真のアクセントにしました。

もう1つテンプレ例をご紹介しましょう。

こちらのテンプレは前景、被写体、遠景と奥行き方向に複数のレイヤーを作り、さらに線路のS字や木々の立つリズム感などを利用して、写真を見る人の「目」を誘導させる構造です。

こういったノウハウやテンプレの生み方は1.考える 2.実践する 3.失敗と成功を重ねる 4.検証する 5.理解する といったプロセスで「モノ」にしていきます。

こういった具合にその人にはそれぞれ「写真のテンプレ」なるベースを持っていて、撮影のときに今回はコレだとイメージに合わせてテンプレを選択しているのです。そのとき、どのテンプレを選択するかがセンスです。

テンプレの数は多ければ良いという訳ではありませんが1つしか持っていないという人も多く、それは・・・そうですワンパターンというヤツですね。

いつも同じような写真を撮ってしまう、とお悩みの人はテンプレを1つしか持っていないということです。

それから他人のテンプレを盗むだけの人(言い方が悪いですけど分かりやすさ優先)も多いです。ネットで話題になっている写真を参考にしてテンプレごとトレース。もちろん悪いとは言いませんが想像脳を怠けるのをやめてみませんか?

お手本を破り捨て、昼寝している想像脳を起こして考えてみましょう。新しい何かに挑戦したいときは新たなテンプレを一つ増やすだけでOKなのです。

たとえば・・・

↑↑↑こんなのを思いついたり

↑↑↑ こんなのを思いついたり

↑↑↑ 変わったものに挑戦したり

そうです。

すべては「自分のアタマで考える」という脳の労働なのです。
はじめてカメラを手にしたときのあの感覚。
どうして良いか分からず悩んでいた時と同じです。

この想像して創造する右脳の働きを呼びかけるのに、大切なのはマインドセットであり、それに腸内環境が大きく関係していると私は考えます

コンビニやスーパーでスイーツや菓子を食べるのが好きな人。私もかつてチョコレートが大好きで、メーカー時代は頭脳労働が多かったので「こんな時は甘い物」と言ってよく食べていました。

甘いものは頭脳労働に全く役に立ちません。それどころか腸内環境が悪くなりイライラやストレスが増える一方でした。

砂糖を絶ち腸内環境を改善し、怠けていた想像脳を呼び起こしcreative(創造)しましょう。といっても無糖とかカロリーオフとった商品は発がん性の強い人工甘味料が使われているので絶対にNG。果物も品種改良によって極端に糖度が高いので果糖が多いそうです。

正しい知識をもって食生活から整え、そして勇気をもって挑戦するのです。

生み出す苦しみの先には必ず絶景がまっています。その様子をありありとイメージしてみましょう。

あなただけのオリジナルが真の価値なのです。

最後まで読んでいただいて有難うございました。

写真家 shigeyoshi tatezawa

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